XMLNode インターフェイス
イベントを公開し、データにバインドできる、文書の単一の XML ノードを表します。
名前空間: Microsoft.Office.Tools.Word
アセンブリ: Microsoft.Office.Tools.Word (Microsoft.Office.Tools.Word.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("29b82cde-df64-4c6f-a64f-87561e588ecb")> _
Public Interface XMLNode _
Inherits IBindableComponent, IComponent, IDisposable, ISupportInitialize
[GuidAttribute("29b82cde-df64-4c6f-a64f-87561e588ecb")]
public interface XMLNode : IBindableComponent,
IComponent, IDisposable, ISupportInitialize
XMLNode 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Application | XMLNode コントロールの作成者を表す Application を取得します。 | |
Attributes | XMLNode コントロールの属性を表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNodes コレクションを取得します。 | |
BaseName | XMLNode コントロールの名前をプレフィックスを付けずに取得します。 | |
BindingContext | IBindableComponent の CurrencyManager のコレクションを取得または設定します。 (IBindableComponent から継承されます。) | |
ChildNodes | XMLNode コントロールの子要素を表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNodes コレクションを取得します。 | |
ChildNodeSuggestions | 現在の XMLNode コントロールの有効な子であることができる要素を表す XMLChildNodeSuggestions コレクションを取得します。 | |
Container | インフラストラクチャ。 | |
Creator | XMLNode コントロールが作成されたアプリケーションを取得します。 | |
DataBindings | このIBindableComponent のデータ バインディング オブジェクトのコレクションを取得します。 (IBindableComponent から継承されます。) | |
DefaultDataSourceUpdateMode | XMLNode の既定の DataSourceUpdateMode を取得または設定します。 | |
FirstChild | Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールの最初の子ノードを表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを取得します。 | |
HasChildNodes | XMLNode コントロールに子要素が存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
InnerObject | XMLNode の基になるネイティブなオブジェクトを表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode を取得します。 | |
LastChild | Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールの最後の子ノードを表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを取得します。 | |
Level | XMLNode コントロールのレベルを取得します。 | |
NamespaceURI | XMLNode コントロールのスキーマ名前空間の URI (Uniform Resource Identifier) を取得します。 | |
NextSibling | 文書内で Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールと同じレベルにある、1 つ後の Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを取得します。 | |
NodeText | XMLNode コントロールのテキスト値を取得または設定します。 | |
NodeType | XMLNode が属性か、それとも要素かを示す値を取得します。 | |
NodeValue | 属性を表す XMLNode の値を取得または設定します。 | |
OwnerDocument | 指定の XMLNode コントロールの親文書を表す Microsoft.Office.Interop.Word.Documentを取得します。 | |
Parent | 指定の XMLNode コントロールを含む文書を表す Microsoft.Office.Interop.Word.Document を取得します。 | |
ParentNode | 指定の Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールの親要素を表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを取得します。 | |
PlaceholderText | テキストを含まない XMLNode コントロールに対して表示するテキストを取得または設定します。 | |
PreviousSibling | 文書内で Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールと同じレベルにある、1 つ前の Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを取得します。 | |
Range | XMLNode コントロールに含まれる文書の部分を表す Range オブジェクトを取得します。 | |
Site | IComponent に関連付けられた ISite を取得または設定します。 (IComponent から継承されます。) | |
SmartTag | XMLNode コントロールに関連付けられたスマート タグを表す SmartTag オブジェクトを取得します。 この型またはメンバーは 2007 Microsoft Office システムのプロジェクト専用です。スマート タグは Office 2010 では使用されていません。 . |
|
Tag | インフラストラクチャ。 | |
Text | XMLNode コントロールの書式化されていないプレーンテキストを取得または設定します。 | |
ValidationErrorText | XMLNode コントロールの検証エラーについて説明する文字列を取得します。 | |
ValidationStatus | 追加されたスキーマに基づいて、要素や属性が有効かどうかを指定する値を取得します。 | |
WordOpenXML | XMLNode を Microsoft Office Word Open XML Formats で表す XML 文字列を取得します。 | |
XML | XMLNode コントロール内の XML テキストを表す文字列を取得します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BeginInit | 初期化の開始を通知するシグナルをオブジェクトに送信します。 (ISupportInitialize から継承されます。) | |
Copy | XMLNode コントロールのコンテンツをクリップボードにコピーします。 | |
Cut | XMLNode コントロールのコンテンツを削除し、それをクリップボードに配置します。 | |
Dispose | アンマネージ リソースの解放およびリセットに関連付けられているアプリケーション定義のタスクを実行します。 (IDisposable から継承されます。) | |
EndInit | 初期化の完了を通知するシグナルをオブジェクトに送信します。 (ISupportInitialize から継承されます。) | |
get_ValidationErrorText | インフラストラクチャ。 | |
get_XML | インフラストラクチャ。 | |
Load | XMLNode コントロールを、指定された XML ファイルのデータで更新します。 | |
LoadXml(String) | XMLNode コントロールに、指定された XML 文字列のデータを作成します。 | |
LoadXml(XmlDocument) | 指定された XmlDocument のルート ノードのデータを XMLNode コントロールに作成します。 | |
LoadXml(XmlElement) | XMLNode コントロールに XmlElement のデータを作成します。 | |
RemoveChild | 指定された子要素を XMLNode コントロールから削除します。 | |
SelectNodes | XPath パラメーターに一致するすべてのノードを、Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロールに出現する順に並べた Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNodes コレクションを取得します。 | |
SelectSingleNode | Microsoft.Office.Tools.Word.XMLNode コントロール内でXPath パラメーターに一致する最初の子ノードを表す Microsoft.Office.Interop.Word.XMLNode オブジェクトを取得します。 | |
SetValidationError | XMLNode コントロールに関して、ユーザーに表示する検証エラーのテキストを変更し、強制的に Microsoft Office Word にノードを無効として報告させます。 | |
Validate | 追加された XML スキーマまたはスキーマに対して、個々の XMLNode コントロールを検証します。 |
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イベント
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AfterInsert | ユーザーが新しい XMLNode コントロールを文書へ追加したときに発生します。 | |
BeforeDelete | ユーザーが XMLNode コントロールを削除する前に、コントロールを文書から削除した場合に発生します。 | |
BindingContextChanged | ContentControlBase の BindingContext プロパティの値が変更された場合に発生します。 | |
ContextEnter | ポインターが XMLNode またはその子孫ノードの内部に、ノードのコンテキスト外から配置されたときに発生します。 | |
ContextLeave | カーソルが XMLNode コントロール、またはその子孫のいずれかのノードから、そのノードのコンテキストの外部領域に移動したときに発生します。 | |
Deselect | カーソルが XMLNode コントロールの外に移動したときに発生します。 | |
Disposed | コンポーネントの Disposed イベントを処理するメソッドを表します。 (IComponent から継承されます。) | |
Select | カーソルが XMLNode コントロールの内部に置かれたときに発生します。 | |
ValidationError | XMLNode コントロールに検証エラーがある場合に発生します。 |
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解説
非繰り返しスキーマ要素を、デザイン時に Microsoft Office Word 文書にマップすると、Visual Studio は文書内で一度だけ表示が許される要素ごとに XMLNode コントロールを作成します。非繰り返しスキーマ要素は、maxOccurs 属性を 1 に設定した要素です。
XMLNode コントロールは、デザイン時に Word ドキュメント レベルのプロジェクトでのみ作成できます。これらは、実行時またはアプリケーション レベルのプロジェクトで作成することはできません。詳細については、「XMLNode コントロール」および「方法 : Word 文書に XMLNode コントロールを追加する」を参照してください。
[!メモ]
これは、Visual Studio Tools for Office Runtime によって実装されたインターフェイスです。コードに実装されるものではありません。詳細については、「Visual Studio Tools for Office Runtime の概要」を参照してください。
使用方法
ここでは、.NET Framework 4 および .NET Framework 4.5 を対象とする Office プロジェクトで使用される型のバージョンについて説明します。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトでは、この型のメンバーが異なること、およびこのコード例が動作しないことがあります。.NET Framework 3.5 を対象とするプロジェクトの型の詳細については、Visual Studio 2008 ドキュメントの参照セクション https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=160658 を参照してください。
参照
関連項目
Microsoft.Office.Tools.Word 名前空間