ODBC や SQL へのアクセス
MFC は多くの Windows API 呼び出しをカプセル化していますが、これを使わずに Windows API 関数を直接呼び出すこともできます。データベース クラスの場合も ODBC API を直接呼び出せます。データベース クラスを使うと、複雑な手続きなしに ODBC を利用できますが、その一方で、プログラムの任意の場所から ODBC API 関数を直接呼び出すこともできます。
また、データベース クラスは、SQL による作業の多くを簡略化する一方で、SQL を直接呼び出すこともできます。レコードセットを開くときに、レコードセット オブジェクトに独自の SQL ステートメントを渡してカスタマイズしたり、既定のステートメントの一部を設定したりもできます。SQL を直接呼び出すには、CDatabase クラスのメンバー関数 ExecuteSQL も使えます。
詳細については、「ODBC : ODBC API 関数の直接呼び出し」および「SQL : SQL の直接呼び出し (ODBC)」を参照してください。