Number 型
Number 型は、8 バイトの倍精度浮動小数点数として格納されます。 倍精度の 64 ビット IEEE 754 値を表します。
Number 型では、最大で 1.79E+308 (正または負) の数値を 15 桁の精度で表すことができ、最小で 1E-323 の数値を表すことができます。 また、Number 型では、非数 (NaN)、正または負の無限大、および正または負の 0 を表すことができます。
大きい数値が必要であっても厳密さは要求されないアプリケーションには、この型が便利です。 正確な数値が必要な場合は、Decimal 型を使用します。
対応する .NET Framework データ型は、Double です。 Number 型は、double 型と同じです。
解説
Number 型のプロパティとメソッドは、Double のプロパティおよびメソッドと同じです。
JScript では、Number オブジェクトも定義されます。 Number 型と Number オブジェクトは相互運用されます。 このため、Number オブジェクトは Number 型のメソッドやプロパティを呼び出すことができ、Number 型は Number オブジェクトのメソッドやプロパティを呼び出すことができます。 詳細については、「Number オブジェクトのプロパティとメソッド」を参照してください。 また、Number オブジェクトは Number 型を受け取る関数で使用でき、その逆も可能です。
通常は、Number オブジェクトの代わりに Number 型を使用してください。
プロパティおよびメソッド
要件
参照
参照
double 型 (Visual Studio - JScript)
decimal 型 (Visual Studio - JScript)