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ダイアログ ボックス コントロールへのイベント ハンドラーの追加

既にクラスに関連付けられているプロジェクトのダイアログ ボックスの場合は、イベント ハンドラーの作成時にいくつかのショートカットを利用できます。 既定のコントロール通知イベントまたは適用可能な Windows メッセージに対するハンドラーをすばやく作成できます。

既定のコントロール通知イベントのハンドラーを作成するには

  1. コントロールをダブルクリックします。 テキスト エディターが表示されます。

  2. テキスト エディターで、コントロール通知ハンドラーのコードを追加します。

適用可能な Windows メッセージのハンドラーを作成するには

  1. 通知イベントの処理に使用するコントロールをクリックします。

  2. [プロパティ] ウィンドウの [イベント コントロール] ボタンをクリックし、コントロールに関連付けられている共通の Windows イベントの一覧を表示します。 たとえば、[バージョン情報] ダイアログ ボックスの標準の [OK] ボタンは、以下の通知イベントを表示します。

    BN_CLICKED

    BN_DOUBLECLICKED

    BN_KILLFOCUS

    BN_SETFOCUS

    注意

    または、ダイアログ ボックスを選択し、[イベント コントロール] ボタンをクリックすると、ダイアログ ボックスのすべてのコントロールに共通する Windows イベントの一覧が表示されます。

  3. [プロパティ] ウィンドウで、処理するイベントの右側の列をクリックし、表示された通知イベント名を選択します。たとえば、OnBnClickedOKBN_CLICKED を処理します。

    注意

    既定のイベント ハンドラー名を選択するのではなく、イベント ハンドラーの名前を独自に決めることもできます。

    イベントを選択すると、テキスト エディターが開き、選択したイベント ハンドラーのコードが表示されます。 たとえば、既定の OnBnClickedOK の場合は、次のコードが追加されます。

    void CAboutDlg::OnBnClickedOk(void)
    {
       // TODO: Add your control notification handler code here
    }
    

ダイアログ ボックスを実装するクラス以外のクラスにイベント ハンドラーを追加するには、イベント ハンドラー ウィザードを使用します。 詳細については、「イベント ハンドラーの追加」を参照してください。

マネージ プロジェクトにリソースを追加する方法については、『.NET Framework 開発者ガイド』の「アプリケーションのリソース」を参照してください。 マネージ プロジェクトにリソース ファイルを手動で追加する方法、リソースへのアクセス方法、静的なリソースの表示方法、およびリソース文字列をプロパティに割り当てる方法については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」および「チュートリアル : ASP.NET でのローカリゼーションのためのリソースの使用」を参照してください。

要件

Win32

参照

処理手順

ダイアログ コントロールのメンバー変数の定義

メンバー関数の追加

メンバー変数の追加

仮想関数のオーバーライド

参照

既定のコントロール イベント

ダイアログ ボックス コントロールおよび変数の型

概念

クラスの追加

MFC メッセージ ハンドラーの追加