ダイアログ ボックス コントロールへのイベント ハンドラーの追加
既にクラスに関連付けられているプロジェクトのダイアログ ボックスの場合は、イベント ハンドラーの作成時にいくつかのショートカットを利用できます。 既定のコントロール通知イベントまたは適用可能な Windows メッセージに対するハンドラーをすばやく作成できます。
既定のコントロール通知イベントのハンドラーを作成するには
コントロールをダブルクリックします。 テキスト エディターが表示されます。
テキスト エディターで、コントロール通知ハンドラーのコードを追加します。
適用可能な Windows メッセージのハンドラーを作成するには
通知イベントの処理に使用するコントロールをクリックします。
[プロパティ] ウィンドウの [イベント コントロール] ボタンをクリックし、コントロールに関連付けられている共通の Windows イベントの一覧を表示します。 たとえば、[バージョン情報] ダイアログ ボックスの標準の [OK] ボタンは、以下の通知イベントを表示します。
BN_CLICKED
BN_DOUBLECLICKED
BN_KILLFOCUS
BN_SETFOCUS
注意
または、ダイアログ ボックスを選択し、[イベント コントロール] ボタンをクリックすると、ダイアログ ボックスのすべてのコントロールに共通する Windows イベントの一覧が表示されます。
[プロパティ] ウィンドウで、処理するイベントの右側の列をクリックし、表示された通知イベント名を選択します。たとえば、OnBnClickedOK は BN_CLICKED を処理します。
注意
既定のイベント ハンドラー名を選択するのではなく、イベント ハンドラーの名前を独自に決めることもできます。
イベントを選択すると、テキスト エディターが開き、選択したイベント ハンドラーのコードが表示されます。 たとえば、既定の OnBnClickedOK の場合は、次のコードが追加されます。
void CAboutDlg::OnBnClickedOk(void) { // TODO: Add your control notification handler code here }
ダイアログ ボックスを実装するクラス以外のクラスにイベント ハンドラーを追加するには、イベント ハンドラー ウィザードを使用します。 詳細については、「イベント ハンドラーの追加」を参照してください。
マネージ プロジェクトにリソースを追加する方法については、『.NET Framework 開発者ガイド』の「アプリケーションのリソース」を参照してください。 マネージ プロジェクトにリソース ファイルを手動で追加する方法、リソースへのアクセス方法、静的なリソースの表示方法、およびリソース文字列をプロパティに割り当てる方法については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」および「チュートリアル : ASP.NET でのローカリゼーションのためのリソースの使用」を参照してください。
要件
Win32