製品バックログとスプリント バックログの比較
製品バックログとスプリント バックログには類似する情報が表示されますが、目的が異なります。 製品バックログは、主に製品所有者によって管理され、製品の開発のためにチームが完了する必要があるすべての作業を示す高度なビューを含んでいます。 製品所有者は、製品バックログ内のユーザー ストーリーに順位を付け、スプリント計画会議で十分な詳細情報を提供することで、チームが各ユーザー ストーリーを見積もって実装できるようにします。
これに対し、スプリント バックログは、チームよって作成され、スプリントのユーザー ストーリーを終了するために完了する必要があるすべてのタスクの詳細なリストを含んでいます。 製品バックログでは、チームはユーザー ストーリーを相対的なストーリー ポイントの単位で見積もります。 スプリント バックログでは、チームはタスクを時間単位で見積もります。
製品バックログは製品所有者が 1 週間に 1 回更新しますが、スプリント バックログはチームが少なくとも 1 日に 1 回更新します。
製品所有者はプロジェクトを通じて同じ製品バックログを保持しますが、チームはスプリントごとに新しいスプリント バックログを作成します。
製品バックログとスプリント バックログの主な違いを次の表に示します。
項目 |
製品バックログ |
スプリント バックログ |
---|---|---|
詳細レベル |
より簡潔である |
より詳細である |
見積もりの単位 |
ストーリー ポイント |
時間 |
ドキュメントの所有権 |
製品所有者 |
チーム |
改訂 |
1 週間に 1 回 |
1 日に 1 回 |
継続時間 |
プロジェクト |
スプリント |
ブック |
製品バックログ ブック |
イテレーション バックログ ブック |