移動平均収束発散法式 (グラフ コントロール)
移動平均収束発散法 (MACD) 式は、価格の短期移動平均および長期移動平均を比較します。MACD は、9 日の指数移動平均で売買の勢いを示すシグナルとして使用します。
式の詳細
構文
Chart.DataManipulator.FinancialFormula(
FinancialFormula.MACD,
"ShortPeriod,LongPeriod",
"Volume",
"Result")
パラメーター
この式には省略可能なパラメーターが 2 つあります。
ShortPeriod
短期移動平均を計算する期間。既定値は、12 です。LongPeriod
長期移動平均を計算する期間。既定値は 26 です。
入力値
この式は、1 つの Y 値を入力します。
- Price
この式で計算される価格。
出力値
この式は、1 つの Y 値を出力します。
- MACDIndicator
短期および長期の指数移動平均間の距離。
説明
折れ線グラフは、式の出力を表示するときに便利なグラフの種類です。
使用例
次のコードは、Series1 の 3 番目の Y 値 (Series1:Y3) に MACD 式を適用し、Series3 の最初の Y 値 (Series3:Y) に出力します。また、短期には 15 日間、長期には 30 日間を指定します。
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.MACD, "15,30", "Series1:Y3","Series3:Y")
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.MACD, "15,30", "Series1:Y3", "Series3:Y");
関連項目
参照
System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting
System.Web.UI.DataVisualization.Charting