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既存コードに対する単体テストの作成と実行

ここでは、単体テストを作成する手順を示し、アクセスが制限されたメソッドのテスト方法に関する背景情報を提供し、単体テストで使用できるさまざまなアサート クラスについて説明します。

主なタスク

単体テストを作成および実行するには、次のトピックを参照してください。

タスク

関連するトピック

単体テストを作成して実行する: Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 テスト ツールを使用してテスト対象のメソッドにデータを読み込む単体テストを作成する方法について説明します。 次に、Assert ステートメントを追加してテスト ロジックを単体テストに適用できます。

空のテスト クラスを作成し、詳細を手動で指定することもできます。 基本の単体テストは、テスト駆動開発に適しています。

また、ソース コードにアクセスできない .EXE または .DLL に対して、単体テストを作成できます。

データ ドリブン単体テストを作成する: 値をテスト メソッドに入力するのではなく、データ ソースから値を取得する単体テストを作成できます。

内部メソッド、プライベート メソッド、およびフレンド メソッドにアクセスできる単体テストを作成する: Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 を使用して、内部メソッド、プライベート メソッド、およびフレンド メソッドにアクセスできる単体テストを作成できます。

メモメモ
Visual Studio 2010 ではアクセサーが使用されていないため、Visual Studio の今後のバージョンには含められません。

単体テストが成功したか失敗したかを確認する: 単体テストにおいて値またはコレクションの比較やテスト結果のチェックなどの目的に使用できる各種のアサート ステートメントを作成できます。

64 ビット プロセスとしてテストを実行する: ここで、64 ビット プロセスとしてテストを実行してコード カバレッジ情報を収集できます。

.NET Framework 3.5 をターゲットとする単体テストを実行し、SharePoint アプリケーションをテストします。Visual Studio 2010 の場合、テスト プロジェクトのターゲットとする既定の .NET Framework バージョンは .NET Framework 4 です。 テスト プロジェクトを Visual Studio 2008 からアップグレードする場合、既定では .NET Framework 4 をターゲットにするようにアップグレードされます。 プロジェクトのプロパティを編集して、プロジェクトを .NET Framework 3.5 に明示的に再ターゲットすることもできます。 .NET Framework 3.5 をターゲットにすると、SharePoint 2010 アプリケーションをテストできます。

メモメモ
.NET Framework 3.5 では、単体テストのみを含むテスト プロジェクトについてはマルチ ターゲットがサポートされます。.NET Framework 3.5 では、コード化された UI テストやロード テストなど、その他の種類のテストはサポートされません。単体テスト以外の種類のテストでは、再ターゲットすることはできません。

テストを並列に実行してテストの実行時間を短縮する: コンピューターが複数の CPU または複数コアの単一 CPU を備えている場合は、単体テストを並列に実行し、テスト全体の実行時間を短縮できます。

実行場所となるコンピューターに関する有益な情報を収集する単体テストを実行する: テストの設定を作成または変更し、単体テストを実行するときにその設定を使用して、システム情報および IntelliTrace データを収集することができます。

複数のコンピューターで単体テストを実行する: コンピューター グループを使用して、テスト コントローラーおよびテストの設定で指定されている 1 つ以上のテスト エージェントによって、複数のコンピューターで同時にリモートで単体テストを実行できます。

メモメモ
複数のコンピューターの使用には、Visual Studio 2010 Ultimate が必要です。

単体テストにロード テストを使用したストレスおよびパフォーマンスの分析の実行: ロード テストを作成し、それに単体テストを追加すると、アプリケーションのパフォーマンスおよびストレスの問題を分離するのに役立ちます。

メモメモ
ロード テストの作成と使用には、Visual Studio 2010 Ultimate が必要です。

単体テスト フレームワークを使用して単体テストを拡張する: Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting 名前空間を使用してカスタム単体テストを作成できます。

関連タスク

単体テストおよび C++、ジェネリック、Web サービス

C++、ジェネリック メソッド、Web サービス、およびスマート デバイスの単体テストについて、相違点と必要な追加情報を示します。

Microsoft Visual Studio を使用した自動テストの実行

Microsoft Visual Studio 2010 から自動テストをローカルに実行できます。 または、テスト エージェント コントローラーおよびテスト エージェントを使用して、自動テストをリモートで実行できます。

参照

Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting

Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting.Web

参照

処理手順

チュートリアル : 単体テストの作成と実行

チュートリアル : テストを実行し、コード カバレッジを表示する

チュートリアル : コマンド ライン テスト ユーティリティの使用

概念

単体テストの構造

テストの作成および管理

テスト結果の確認

単体テストを使用したコードの検証