Office ソリューションのイベント ログ
Windows のイベント ビューアーを使用して、Office ソリューションのインストールまたはアンインストール時に Visual Studio Tools for Office Runtime によってキャプチャされた例外メッセージを表示できます。インストールや配置に関する問題を解決する際に、イベント ロガーからのこれらのメッセージを使用できます。
対象: このトピックの情報は、Microsoft Office 2010 および 2007 Microsoft Office system のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。 詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
イベント ログの読み取り
[イベント ビューアー] と、表示するイベントのフィルターを開きます。
Windows Server 2003 および Windows XP でイベント ログを読み取るには
コントロール パネルの [管理ツール] を開きます。
[イベント ビューアー] を起動します。
イベント ログの一覧で、[アプリケーション] をクリックします。
[表示] メニューの [フィルター] をクリックします。
[イベント ソース] ボックスの一覧の [VSTO 4.0] をクリックします。
インストール イベント用に、[イベント ID] ボックスに「4096」と入力します。
[OK] をクリックして、フィルター処理されたビューを表示します。
Windows 7、Windows Vista、および Windows Server 2008 でイベント ログを読み取るには
コントロール パネルの [管理ツール] を開きます。
[イベント ビューアー] を起動します。
[Windows ログ] を展開します。
イベント ログの一覧で、[アプリケーション] をクリックします。
[操作] メニューの [現在のログをフィルター] をクリックします。
[イベント ソース] ボックスの一覧の [VSTO 4.0] をクリックします。
インストール イベント用に、[イベント ID] ボックスに「4096」と入力します。
[OK] をクリックして、フィルター処理されたビューを表示します。
イベント ビューアーに含まれる情報は次のとおりです。
ソリューションの配置マニフェストの場所
エラーまたは例外の原因を説明するメッセージ
これらの例外メッセージは、信頼されていない証明書、信頼されていないドキュメントの場所、無効な配置マニフェストなど、インストールに関する問題の原因を特定するのに役立ちます。
Office ソリューションをアンインストールした後も、例外メッセージはイベント ログに保持されます。
Office ソリューションの実行中に例外メッセージを表示またはログに記録する方法については、「ドキュメント レベルのプロジェクトのデバッグ」および「アプリケーション レベルのプロジェクトのデバッグ」を参照してください。
ローカリゼーション
例外メッセージの言語は、Visual Studio Tools for Office ランタイムの言語によって決定されます。 たとえば、エンド ユーザーのコンピューターに日本語 Language Pack がインストールされている場合、例外メッセージは日本語でイベント ログに書き込まれます。
イベント ロガーの無効化
既定では、イベント ロガーは Office ソリューションをインストールまたはアンインストールするときに有効化されます。 イベント ロガーを無効化するには、VSTO_EVENTLOGDISABLED 環境変数を 1 に設定します。
イベント ログを無効にするには
コントロール パネルの [システム] を開きます。
[詳細設定] タブの [環境変数] をクリックします。
[システム環境変数] ペインで、[新規] をクリックします。
[新しいシステム変数] ダイアログ ボックスの [変数名] ボックスに「VSTO_EVENTLOGDISABLED」と入力します。
[変数値] ボックスに「1」と入力します。
[OK] をクリックします。