次の方法で共有


CUserTool クラス

ユーザー ツールは、外部アプリケーションを実行するメニュー項目です。 ユーザーは、[カスタマイズ] ダイアログ ボックス (CMFCToolBarsCustomizeDialog クラス) の [ツール] タブを使用して、ユーザー ツールを追加し、各ユーザー ツールの名前、コマンド、引数、および初期ディレクトリを指定できます。

class CUserTool : public CObject

メンバー

パブリック メソッド

[名前]

説明

CUserTool::CopyIconToClipboard

 

CUserTool::DrawToolIcon

指定した四角形の中にユーザー ツール アイコンを描画します。

CUserTool::GetCommand

ユーザー ツールに関連付けられているコマンドのテキストが含まれた文字列を返します。

CUserTool::GetCommandId

ユーザー ツールのメニュー項目のコマンド ID を返します。

CUserTool::Invoke

ユーザー ツールに関連付けられているコマンドを実行します。

CUserTool::Serialize

オブジェクトをアーカイブから読み出したり、アーカイブに書き込んだりします (CObject::Serialize をオーバーライドします)。

CUserTool::SetCommand

ユーザー ツールに関連付けるコマンドを設定します。

CUserTool::SetToolIcon

ツールに関連付けられたアプリケーションからユーザー ツール用のアイコンを読み込みます。

プロテクト メソッド

[名前]

説明

CUserTool::LoadDefaultIcon

ユーザー ツールの既定のアイコンを読み込みます。

データ メンバー

[名前]

説明

CUserTool::m_strArguments

ユーザー ツールのコマンド ライン引数。

CUserTool::m_strInitialDirectory

ユーザー ツールの初期ディレクトリ。

CUserTool::m_strLabel

ツールのメニュー項目に表示するツール名。

解説

アプリケーションでユーザー ツールを有効にする方法の詳細については、「CUserToolsManager クラス」を参照してください。

使用例

次の例は、CUserToolsManager オブジェクトからツールを作成し、m_strLabel メンバー変数を設定し、ユーザー ツールを実行するアプリケーションを設定する方法を説明しています。 このコード スニペットは、「VisualStudioDemo サンプル:MFC Visual Studio アプリケーション」の一部です。

        // CUserToolsManager* pUserToolsManager
        CUserTool* pTool1 = pUserToolsManager->CreateNewTool();
        pTool1->m_strLabel = _T("&Notepad");
        pTool1->SetCommand(_T("notepad.exe"));

継承階層

CObject

   CUserTool

必要条件

**ヘッダー:**afxusertool.h

参照

参照

階層図

CWinAppEx クラス

CUserToolsManager クラス

その他の技術情報

MFC クラス