方法: Office ソリューションの配置用に IIS を準備する
ユーザーは、Web で配置マニフェストを開くことにより、Microsoft Office ソリューションをインストールできます。 ただし、セキュリティで保護されたインターネット インフォメーション サービス (IIS) がインストールされていると、.vsto ファイル名拡張子はブロックされます。 IIS を使用して Office ソリューションを配置する前に、IIS に MIME の種類を定義する必要があります。
対象: このトピックの情報は、Microsoft Office 2010 および 2007 Microsoft Office system のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。 詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
IIS 6.0 への MIME の種類の追加
IIS 6.0 に MIME の種類 (.vsto) を追加する
IIS 6.0 を実行しているサーバー上で、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] をクリックします。
構成するコンピューター名、[Web サイト] フォルダー、または Web サイトをクリックします。 [操作] メニューの [プロパティ] をクリックします。 [HTTP ヘッダー] タブをクリックします。
[MIME の種類] をクリックします。
[MIME の種類] ウィンドウで、[新規作成] をクリックします。
[MIME の種類] ウィンドウで、拡張子として「.vsto」と入力し、MIME の種類として「application/x-ms-vsto」と入力します。
新しい設定を適用します。
注意
World Wide Web Publishing Service を再起動するか、ワーカー プロセスのリサイクルによって変更内容が有効になるまで待機します。 ブラウザーのディスク キャッシュをフラッシュし、.vsto ファイルを再度開きます。
IIS 7.0 への MIME の種類の追加
IIS 7.0 に MIME の種類 (.vsto) を追加する
IIS 7.0 を実行しているサーバー上で、[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をポイントして、[アクセサリ] をクリックします。
[コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。
[名前] ボックスに次のパスを入力し、[OK] をクリックします。
%windir%\system32\inetsrv
次のコマンドを入力します。
set config /section:staticContent /+[fileExtension='.vsto',mimeType='application/x-ms-vsto']
新しい設定を適用します。
注意
World Wide Web Publishing Service を再起動するか、ワーカー プロセスのリサイクルによって変更内容が有効になるまで待機します。 ブラウザーのディスク キャッシュをフラッシュし、.vsto ファイルを再度開きます。
参照
概念
Office ソリューションを実行またはホストできるようにコンピューターを準備する