CRichEditCtrl クラス
リッチ エディット コントロールの機能が用意されています。
class CRichEditCtrl : public CWnd
解説
"リッチ エディット コントロール" は、ユーザーがテキストを入力し、編集できるウィンドウです。 テキストには文字と段落の書式を割り当てることができ、OLE オブジェクトを埋め込むこともできます。 リッチ エディット コントロールは、テキストの書式化を行うプログラミング インターフェイスを提供します。 ただし、ユーザーが書式化操作を行うためのユーザー インターフェイス コンポーネントは、アプリケーションで実装する必要があります。
この Windows コモン コントロール (および、CRichEditCtrl クラス) は、Windows 95/98 および Windows NT 3.51 以降の環境で実行されているプログラムでだけ利用できます。 CRichEditCtrl クラスがサポートするのは、Windows SDK リッチ エディット コントロールの Version 2.0 および 3.0 です。
ヒント
ダイアログ ボックスでリッチ エディット コントロールを使用している場合は (アプリケーションが SDI、MDI、ダイアログのどれがベースかにかかわらず)、ダイアログ ボックスの表示前に AfxInitRichEdit を 1 回呼び出す必要があります。 通常、この関数は、プログラムの InitInstance メンバー関数で呼び出します。 この関数は、ダイアログ ボックスを最初に表示するときだけ呼び出します。ダイアログ ボックスを表示するたびに呼び出す必要はありません。 CRichEditView を操作するときは、AfxInitRichEdit を呼び出す必要はありません。
CRichEditCtrl の使い方の詳細については、次を参照してください。
「サポート技術情報」(knowledge Base) の記事 Q259949:情報:SetCaretPos() は、CEdit または CRichEditCtrl コントロールで適切ではないです。
MFC アプリケーションでリッチ エディット コントロールを使った例については、「WORDPAD」サンプル アプリケーションを参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxcmn.h