CRichEditCtrl::SetSel
CRichEditCtrl オブジェクト内で選択を設定します。
void SetSel(
long nStartChar,
long nEndChar
);
void SetSel(
CHARRANGE& cr
);
パラメーター
nStartChar
選択の先頭文字の 0 から始まるインデックス。nEndChar
選択の最終文字の 0 から始まるインデックス。cr
現在の選択の境界を保持する CHARRANGE 構造体。
解説
この関数の 2 つの形式は、選択の境界を設定する異なる方法を提供します。 この形式について簡単に説明します。
SetSel( cr ) この形式は、境界を設定するために CHARRANGE 構造体の cpMin と cpMax メンバーを使います。
SetSel( nStartChar**,** nEndChar ) この形式ではパラメーター nStartChar と nEndChar を使って、境界を設定します。
カレットは、始点 (cpMin または nStartChar) と終点 (cpMax または nEndChar) のインデックスのうち大きい方で示される選択の最後に置かれます。 この関数は、CRichEditCtrl の内容をスクロールしてキャレットを表示します。
CRichEditCtrl オブジェクトのすべてのテキストを選択するには、開始インデックスに 0、最終インデックスに -1 を指定して SetSel を呼び出します。
詳細については、Windows SDK の EM_EXSETSEL メッセージと CHARRANGE 構造体の説明を参照してください。
使用例
「GetSel」の例を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxcmn.h
参照
参照
CRichEditCtrl::GetSelectionType