/Wp64 (64 ビット移植性の問題の検出)
更新 : 2007 年 11 月
キーワード __w64 として指定された型の 64 ビット移植性の問題を検出します。
/Wp64
解説
重要 : |
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/Wp64 コンパイラ オプションと __w64 キーワードは、コンパイラの将来のバージョンでは削除される予定です。コマンド ラインから /Wp64 コンパイラ オプションを使用すると、コンパイラはコマンド ラインの警告 D9035 を発行します。64 ビットの移植性の問題を検出するには、このオプションとキーワードを使用する代わりに、64 ビット プラットフォームが対象の Visual C++ コンパイラを使用してください。詳細については、「Visual C++ による 64 ビット プログラミング」を参照してください。 |
既定では、/Wp64 コンパイラ オプションは Visual C++ 32 ビット コンパイラではオフ、Visual C++ 64 ビット コンパイラではオンに設定されています。
次の型の変数は、32 ビット オペレーティング システムで 64 ビット オペレーティング システム上で使用されているものとしてテストされます。
int 型
long 型
pointer
64 ビット コンパイラを使用してアプリケーションを定期的にコンパイルする場合は、64 ビット コンパイラはすべての問題を検出するので、32 ビット コンパイルの /Wp64 を無効にします。Windows 64 ビット オペレーティング システムへの対応の詳細については、「Visual C++ による 64 ビット プログラミング」を参照してください。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。
[C/C++] フォルダをクリックします。
[全般] プロパティ ページをクリックします。
[64 ビット移植への対応] プロパティを変更します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- Detect64BitPortabilityProblems を参照してください。