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CUrl::Canonicalize

更新 : 2007 年 11 月

URL 文字列を標準の形式に変換します。

inline BOOL Canonicalize(
   DWORD dwFlags = 0 
) throw( );

パラメータ

  • dwFlags
    標準化を制御するフラグです。フラグが何も指定されていない、つまり dwFlags= 0 の場合、認識できない文字とメタ シーケンス (\.、\ ..、\... など) はすべてエスケープ シーケンスに変換されます。dwFlags には、次のいずれかの値を指定できます。

    • ATL_URL_BROWSER_MODE: "#" または "?" の後ろの文字をエンコードまたはデコードせず、"?" の後に続く空白を削除しません。この値を指定しないと、URL 全体がエンコードされ、後続の空白が削除されます。

    • ATL_URL _DECODE: URL が解析される前に、エスケープ シーケンスなどのすべての %XX シーケンスを文字に変換します。

    • ATL_URL _ENCODE_PERCENT: すべてのパーセント記号をエンコードします。既定では、パーセント記号はエンコードされません。

    • ATL_URL _ENCODE_SPACES_ONLY: 空白だけをエンコードします。

    • ATL_URL _NO_ENCODE: 認識できない文字をエスケープ シーケンスに変換しません。

    • ATL_URL _NO_META: URL から "." や ".." などのメタ シーケンスを削除しません。

戻り値

正常に終了した場合は TRUE を返します。それ以外の場合は FALSE を返します。

解説

標準の形式に変換するときに、認識できない文字と空白はエスケープ シーケンスに変換されます。

必要条件

ヘッダー : atlutil.h

参照

参照

CUrl クラス

その他の技術情報

CUrl のメンバ