CUrl クラス
更新 : 2007 年 11 月
このクラスは URL を表します。URL の各要素をそれぞれ独立に操作して、既存の URL 文字列を解析したり、文字列を新規に組み立てたりできます。
class CUrl
解説
CUrl では、パスやポート番号など、URL のフィールドを操作できます。CUrl では、次の形式で URL を認識します。
<Scheme>://<UserName>:<Password>@<HostName>:<PortNumber>/<UrlPath><ExtraInfo>
省略可能なフィールドもあります。次に例を示します。
https://someone:secret@www.microsoft.com:80/visualc/stuff.htm#contents
CUrl::CrackUrl は、URL を次のように解析します。
Scheme:"http" または ATL_URL_SCHEME_HTTP
UserName: "someone"
Password: "secret"
HostName: "www.microsoft.com"
PortNumber: 80
UrlPath: "visualc/stuff.htm"
ExtraInfo: "#contents"
たとえば、UrlPath フィールドを操作するには、GetUrlPath、GetUrlPathLength、および SetUrlPath を使用します。完全な URL 文字列を作成するには、CreateUrl を使用します。
必要条件
ヘッダー : atlutil.h