CBitmap::CreateDiscardableBitmap

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

pDC で識別されるデバイスコンテキストと互換性があり廃棄できるビットマップを初期化します。

BOOL CreateDiscardableBitmap(
   CDC* pDC,
   int nWidth,
   int nHeight 
);

パラメータ

pDC
デバイスコンテキスト。
nWidth
ビットマップの幅 (ビット数)。
nHeight
ビットマップの高さ (ビット数)。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

このビットマップは、指定したデバイスコンテキストと同数のカラープレーンを持つか、またはピクセルあたり同じビット数の形式を持つことになります。アプリケーションでは、作成されたビットマップを現在のビットマップとして選択し、pDC で指定されたデバイスコンテキストと互換性がある任意のメモリデバイスに対して使用できます。

アプリケーションがビットマップをディスプレイコンテキストに選択していない場合に限り、この関数で作成されたビットマップを Windows で廃棄できます。Windows で既に廃棄したビットマップをアプリケーションが選択しようとすると、CDC::SelectObject 関数は NULL を返します。

CreateDiscardableBitmap 関数によって作成した CBitmap オブジェクトの処理を終了したら、まずデバイスコンテキストからビットマップの選択を外し、次に CBitmap オブジェクトを削除します。