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CanAddATLClass

更新 : 2007 年 11 月

ユーザーが ATL クラスをプロジェクトに追加できることを確認するために、ウィザードによって呼び出されます。

function CanAddATLClass( 
      oProj, 
      oObject  
);

パラメータ

  • oProj
    選択されたプロジェクト。

  • oObject
    選択されたオブジェクト。この場合は、現在のプロジェクトです。

戻り値

クラスを追加できる場合は true を返します。ATL プロジェクト以外のプロジェクトや ATL サポートのないプロジェクトに対してユーザーがこの関数を呼び出した場合は false を返します。

解説

実行する予定のコード ウィザードとプロジェクトに互換性があるかどうか、つまりプロジェクトで ATL クラスを使用できるかどうかを確認するために、ウィザードによって呼び出されます。

PREPROCESS_FUNCTION パラメータがプロジェクト コントロールの .vsz ファイルにあると、ウィザードはこの関数を呼び出して、Visual C++ のコード モデルが使用できるかどうかを調べます。コード モデルが使用できない場合、関数はエラーをレポートし、false を返します。

使用例

// Determine if an ATL class can be added to the project
if (CanAddATLClass(selProj, selObj))
{
   return true;
}

参照

処理手順

カスタム ウィザードの作成

概念

共通の JScript 関数による C++ ウィザードのカスタマイズ

ウィザードのデザイン

参照

CanAddClass

IsMFCProject

CanAddMFCClass

その他の技術情報

C++ ウィザードの JScript 関数