CDocument::ReportSaveLoadException

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

ドキュメントの保存または読み込み時、例外がスローされたとき (通常 CFileException または CArchiveException) に呼び出されます。

virtual void ReportSaveLoadException(
   LPCTSTR lpszPathName,
   CException* e,
   BOOL bSaving,
   UINT nIDPDefault 
);

パラメータ

lpszPathName
保存または読み込みをしようとしたドキュメント名へのポインタ。
e
スローされた例外へのポインタ。NULL でもかまいません。
bSaving
実行中の処理の内容を示すフラグ。ドキュメントを保存しようとしているときは 0 以外の値を、読み込みをしようとしているときは 0 を設定します。
nIDPDefault
関数がこれ以上ほかに指定するものがないとき、表示されるエラーメッセージの識別子として表示されます。

解説

既定の実装では、例外オブジェクトを検査し、発生原因を説明するエラーメッセージを探します。メッセージが見つからないか e が NULL のときは、パラメータ nIDPDefault で指定される共通メッセージが使われます。この関数は、エラーメッセージを持つメッセージボックスを表示します。追加のカスタマイズされたエラーメッセージを表示する場合は、この関数をオーバーライドします。これは、オーバライド可能な高度な関数です。