CDocument::OnSaveDocument
更新 : 2007 年 11 月
[ファイル] メニューの [上書き保存] または [名前を付けて保存] コマンドの一部としてフレームワークが呼び出します。
virtual BOOL OnSaveDocument(
LPCTSTR lpszPathName
);
パラメータ
- lpszPathName
保存先のファイルの絶対パスへのポインタ。
戻り値
ドキュメントの保存に成功した場合は 0 以外の値を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
この関数の既定の実装では、指定されたファイルを開き、ドキュメントのデータをファイルに書き込むため CObject::Serialize を呼び出し、ドキュメントを変更なしとしてマークします。フレームワークがドキュメントを保存するときに特別な処理を行う場合は、この関数をオーバーライドします。たとえば、ドキュメントが分割されたファイルではなく、データベースのレコードであるアプリケーションを記述するときなどです。
必要条件
ヘッダー : afxwin.h
参照
参照
CDocument::ReportSaveLoadException