System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間の概要
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間は、Microsoft Active Directory ドメイン サービスのディレクトリ サービス タスクを中心に構築された高水準の抽象オブジェクトモデルです。フォレスト、ドメイン、サイト、サブネット、パーティション、スキーマなどの Active Directory ドメイン サービスの概念は、この名前空間のクラスによって実装されたオブジェクト モデルの一部です。これらのクラスによって、トポロジ、信頼、Active Directory ドメイン サービス スキーマ、パーティション、レプリケーションの管理などの一般的な Active Directory ドメイン サービス タスクの実行に必要なプログラミング ステップが単純化されます。この名前空間を使用すると、開発者およびシステム管理者は、複雑な Active Directory ドメイン サービス オブジェクト パスの構成などの技術的な詳細ではなく、重要なタスクの達成に集中することができます。
目的
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間には、トポロジ管理、レプリケーション構成、スキーマ管理などの Active Directory ドメイン サービス管理タスクを自動化できるクラスが含まれています。System.DirectoryServices.ActiveDirectory は、Active Directory ドメイン サービスまたは他のディレクトリ サービス内にあるデータへの一般的なアクセスには使用されません。データへの一般的なアクセスには、System.DirectoryServices 名前空間を使用します。
対象となる開発者
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間は、Visual Basic .NET または C# を使用した .NET Framework プログラミングに精通しているアプリケーション開発者による使用を意図しています。また、ディレクトリ サービスプログラミングの知識があると理解しやすくなります。
実行時の要件
System.DirectoryServices.ActiveDirectory は、Windows XP および Windows 2000 Server でサポートされています。
このセクションの内容
- 「System.DirectoryServices.ActiveDirectory のテクノロジの概要
」には、System.DirectoryServices.ActiveDirectory の概念とその名前空間内のクラスの使用の要約が記載されています。 - 「System.DirectoryServices.ActiveDirectory のアーキテクチャ
」には、System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間のアーキテクチャと、その名前空間で作成されたアプリケーションと Active Directory ドメイン サービスとの対話方法が記載されています。 - 「System.DirectoryServices.ActiveDirectory のシナリオ
」には、Active Directory ドメイン サービス クラスを実装する一般的なシナリオが記載されています。 - 「System.DirectoryServices.ActiveDirectory コード ディレクトリ
」には、System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間を使用したさまざまなタスクのコード例へのリンクが記載されています。 - Code Access Security for System.DirectoryServices
- System.DirectoryServices および関連する名前空間を使用してアプリケーションを開発する際の、コード アクセス セキュリティの使用について説明します。
関連項目
リファレンス
System.DirectoryServices.ActiveDirectory
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