チュートリアル : Web サービスのデータへの接続
更新 : 2007 年 11 月
データ ソース構成ウィザードを使用すると、アプリケーションを Visual Studio のデータに簡単に接続できます。ウィザードが完了すると、データが [データ ソース] ウィンドウ で利用できるようになり、Windows フォームにドラッグできます。
このチュートリアルでは、以下のタスクを行います。
新しい Windows アプリケーション プロジェクトを作成します。
Web サービスで返されるオブジェクトに基づいて、アプリケーションにデータセットを作成して構成します。
前提条件
このチュートリアルを実行するための要件は次のとおりです。
- Google Web サービス (http://api.google.com/GoogleSearch.wsdl) へのアクセス
プロジェクトの作成
新しいプロジェクトを作成するには
[ファイル] メニューで、新しいプロジェクトを作成します。
[Windows アプリケーション] をクリックし、[OK] をクリックします。詳細については、「Windows ベースのアプリケーションの作成」を参照してください。
プロジェクトが作成されてソリューション エクスプローラに追加されます。
データセットの作成
データ ソース構成ウィザードを実行して、データセットを作成します。
データセットを作成するには
[データ] メニューの [データ ソースの表示] をクリックします。
[データ ソース] ウィンドウで、[新しいデータ ソースの追加] をクリックします。
データ ソース構成ウィザードのウェルカム ページで、[次へ] をクリックします。
[データソースの種類を選択] ページで、[Web サービス] をクリックします。
[Web 参照の追加] ダイアログ ボックスの [URL] ボックスに、「http://api.google.com/GoogleSearch.wsdl」と入力します。
[移動] をクリックします。
Web サービスが見つかった後で、[参照の追加] をクリックして参照をプロジェクトに追加します。詳細については、「[Web 参照の追加] ダイアログ ボックス」を参照してください。
[完了] をクリックします。
Web 参照がソリューション エクスプローラに追加されます。
次の手順
データセットが [データ ソース] ウィンドウで利用できるようになります。
メモ : |
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[データ ソース] ウィンドウに表示される項目は、Web サービスから返される情報によって異なります。Web サービスによっては、バインドできるオブジェクトを作成するためにデータ ソース構成ウィザードで必要とされる情報を完全には提供しないことがあります。たとえば、Web サービスから型指定されていないデータセットが返される場合、ウィザードを完了しても[データ ソース] ウィンドウには項目が表示されません。その原因は、型指定されていないデータセットにはスキーマがないため、ウィザードでは情報不足でデータ ソースを作成できないからです。 |
アプリケーションに機能を追加するには
- [データ ソース] ウィンドウの項目を選択し、フォームにドラッグします。詳細については、「データの表示の概要」を参照してください。