方法 : リスト Web サーバー コントロールの選択項目を設定する (Visual Studio)
更新 : 2007 年 11 月
このトピックの情報は、次の Web サーバー コントロールに適用されます。
通常は、ユーザーがリスト Web サーバー コントロールの項目を選択して、選択する項目を決定します。ただし、一定の条件に基づいて、ユーザーが選択する前に選択状態にしたり、または実行時にプログラムによって選択したりできます。
デザイン時にリスト Web サーバー コントロールの選択項目を設定するには
[プロパティ] ウィンドウで、Items プロパティの省略記号ボタン ( ) をクリックして、[ListItem コレクション エディタ] ダイアログ ボックスを表示します。
[メンバ] ボックスの一覧で、選択するメンバをクリックし、そのメンバの Selected プロパティを true に設定します。
コントロールで複数選択できる場合は、選択する項目ごとに、手順 2. を繰り返します。[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。
プログラムによって、リスト Web サーバー コントロールに単一の選択項目を設定するには
次のいずれかを実行します。
コントロールの SelectedIndex プロパティに、選択する項目のインデックスの値を設定します。インデックスの値は、0 から始まります。選択項目を設定しない場合は、SelectedIndex を -1 に設定します。
メモ : DropDownList コントロールの SelectedIndex プロパティを -1 に設定した場合、DropDownList コントロールは常に選択されたリスト項目を持つため、コントロールが値を 0 にリセットします。
' Selects the third item ListBox1.SelectedIndex = 2
// Selects the third item ListBox1.SelectedIndex = 2;
リスト内の各項目の Selected プロパティを設定します。
' Selects the item whose text is Apples ListBox1.Items.FindByText("Apples") If Not li Is Nothing Then li.Selected = True End If // Selects the item whose text is Apples ListItem li = ListBox1.Items.FindByText("Apples"); if(li != null) { li.Selected = true; }
プログラムによって、リスト コントロールに複数の選択項目を設定するには
コントロールの Items コレクションをループし、各項目の Selected プロパティを設定します。
メモ : 複数の項目を選択できるのは、コントロールの SelectionMode プロパティが Multiple に設定されている場合だけです。
ListBox1 という複数選択の ListBox コントロールで、選択項目を設定する方法を次のコード例に示します。以下のコードでは、1 つおきに項目を選択します。
Protected Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click Dim i As Integer Dim li As ListItem For Each li In ListBox1.Items i += 1 If (i Mod 2 = 0) Then li.Selected = True End If Next End Sub
Protected void Button1_Click(object sender, System.EventArgs e) { // Counter int i = 0; foreach(ListItem li in ListBox1.Items) { if( (i%2) == 0) { li.Selected = true; } i += 1; } }