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CPoint::operator +

更新 : 2007 年 11 月

この演算子を使って、CPoint オブジェクトまたは CSize オブジェクトを CPoint に、または CPoint オブジェクトを CRect に加算します。

CPoint operator +(
   SIZE size 
) const throw( );
CPoint operator +(
   POINT point 
) const throw( );
CRect operator +(
   const RECT* lpRect 
) const throw( );

パラメータ

  • size
    SIZE 構造体または CSize オブジェクトを保持します。

  • point
    POINT 構造体または CPoint オブジェクトを保持します。

  • lpRect
    RECT 構造体または CRect オブジェクトへのポインタを保持します。

戻り値

サイズを加算された CPoint、ポイントを加算された CPoint、またはポイントを加算された CRect を返します。

解説

たとえば、最初の 2 つのオーバーロード演算子のうちの 1 つを使ってポイント CPoint(25, -19) にポイント CPoint(15, 5) またはサイズ CSize(15, 5) を加算すると、値 CPoint(40, -14) を返します。

四角形にポイントを加算すると、ポイントに指定された x 値と y 値がそれぞれ加算された四角形を返します。たとえば、最後のオーバーロード演算子を使って、四角形 CRect(125, 219, 325, 419) にポイント CPoint(25, -19) を加算すると CRect(150, 200, 350, 400) を返します。

使用例

CPoint   ptStart(100, 100);
CSize   szOffset(35, 35);
CPoint   ptEnd;

ptEnd = ptStart + szOffset;

CPoint   ptResult(135, 135);

ASSERT(ptResult == ptEnd);

// also works on SIZE

ptStart = CPoint(100, 100);

SIZE   sz;
sz.cx = 35;
sz.cy = 35;

ptEnd = ptStart + sz;

ASSERT(ptResult == ptEnd);   

必要条件

ヘッダー : atltypes.h

参照

参照

CPoint クラス

階層図

CPoint::operator -=

CPoint::operator -

CPoint::operator +=

CSize::operator +

CRect::operator +

CPoint::Offset

CRect::OffsetRect

その他の技術情報

CPoint のメンバ