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CMFCCmdUsageCount クラス

更新 : 2007 年 11 月

ユーザーがメニューの項目を選択するときなどに、Windows メッセージの使用回数を追跡します。

class CMFCCmdUsageCount : public CObject

メンバ

パブリック コンストラクタ

名前

説明

CMFCCmdUsageCount::CMFCCmdUsageCount

既定のコンストラクタです。

CMFCCmdUsageCount::~CMFCCmdUsageCount

デストラクタです。

パブリック メソッド

名前

説明

CMFCCmdUsageCount::AddCmd

指定されたコマンドに関連付けられたカウンタを 1 だけインクリメントします。

CMFCCmdUsageCount::GetCount

指定されたコマンド ID に関連付けられている使用カウントを取得します。

CMFCCmdUsageCount::HasEnoughInformation

このオブジェクトが最低限のトラッキング データを収集したかどうかを判断します。

CMFCCmdUsageCount::IsFreqeuntlyUsedCmd

指定したコマンドが頻繁に使用されているかどうかを判断します。

CMFCCmdUsageCount::Reset

すべてのコマンドの使用カウントをクリアします。

CMFCCmdUsageCount::Serialize

このオブジェクトをアーカイブから読み取るか、アーカイブに書き込みます。(CObject::Serialize をオーバーライドします。)

CMFCCmdUsageCount::SetOptions

CMFCCmdUsageCount クラスの共有データ メンバの値を設定します。

データ メンバ

名前

説明

m_CmdUsage

コマンドを使用カウントにマップする CMap オブジェクト。

m_nMinUsagePercentage

頻繁に使用されるコマンドの最低使用率。

m_nStartCount

このオブジェクトが最低限のトラッキング データを収集したかどうかを判断するために使用される開始カウンタ。

m_nTotalUsage

トラッキングされているすべてのコマンドの数。

解説

CMFCCmdUsageCount クラスは、数値による各 Windows メッセージ ID を 32 ビットの符号なし整数カウンタにマップします。CMFCToolBar は、このクラスを使用して、頻繁に使用されるツール バー項目を表示します。CMFCToolBar の詳細については、「CMFCToolBar クラス」を参照してください。

プログラムの実行後から次の実行まで、CMFCCmdUsageCount クラスのデータを維持できます。クラス メンバ データをシリアル化するには CMFCCmdUsageCount::Serialize メソッドを使用し、共有メンバ データを設定するには CMFCCmdUsageCount::SetOptions メソッドを使用します。

継承階層

CObject

   CMFCCmdUsageCount

必要条件

ヘッダー : afxcmdusagecount.h

参照

概念

MFC 階層図

参照

CMFCToolBar クラス

その他の技術情報

クラス (MFC Feature Pack)