CVSListBox クラス
更新 : 2007 年 11 月
CVSListBox クラスは、編集可能なリスト コントロールをサポートします。
class CVSListBox : public CVSListBoxBase
メンバ
パブリック コンストラクタ
名前 |
説明 |
|---|---|
CVSListBox オブジェクトを構築します。 |
|
CVSListBox::~CVSListBox |
デストラクタです。 |
パブリック メソッド
名前 |
説明 |
|---|---|
リスト コントロールに文字列を追加します。(CVSListBoxBase::AddItem をオーバーライドします。) |
|
リスト コントロール項目のテキストの編集操作を開始します。(CVSListBoxBase::EditItem をオーバーライドします。) |
|
編集できるリスト コントロールに含まれる文字列の数を取得します。(CVSListBoxBase::GetCount をオーバーライドします。) |
|
編集できるリスト コントロール項目に関連付けられている、アプリケーション固有の 32 ビット値を取得します。(CVSListBoxBase::GetItemData をオーバーライドします。) |
|
編集できるリスト コントロール項目のテキストを取得します。(CVSListBoxBase::GetItemText をオーバーライドします。) |
|
編集できるリスト コントロールで現在選択されている項目の 0 から始まるインデックスを取得します。(CVSListBoxBase::GetSelItem をオーバーライドします。) |
|
CVSListBox::PreTranslateMessage |
Windows 関数の TranslateMessage や DispatchMessage にディスパッチする前にウィンドウ メッセージを変換します。詳細とメソッド構文については、「CWnd::PreTranslateMessage」を参照してください (CVSListBoxBase::PreTranslateMessage をオーバーライドします。) |
編集できるリスト コントロールから項目を削除します。(CVSListBoxBase::RemoveItem をオーバーライドします。) |
|
編集できるリスト コントロール文字列を選択します。(CVSListBoxBase::SelectItem をオーバーライドします。) |
|
アプリケーション固有の 32 ビット値を、編集できるリスト コントロール項目に関連付けます。(CVSListBoxBase::SetItemData をオーバーライドします。) |
プロテクト メソッド
名前 |
説明 |
|---|---|
現在の埋め込みリスト ビュー コントロールのハンドルを返します。 |
解説
CVSListBox クラスは、編集ボタンのセットを提供します。このセットを使用して、ユーザーはリスト コントロールの項目を作成、変更、削除、または配置変更できます。
編集可能なリスト コントロールの画像を次に示します。2 番目のリスト エントリ ("Item2") が編集用に選択されています。
.png "Bb984191.cvslistbox(ja-jp,VS.90).png")
リソース エディタを使用して編集可能なリスト コントロールを追加すると、エディタの [ツールボックス] ウィンドウに定義済みの編集可能なリスト コントロールが表示されなくなります。これを回避するには、グループ ボックス コントロールのようなスタティック コントロールを追加してください。フレームワークは、スタティック コントロールをプレースホルダとして使用し、編集可能なリスト コントロールのサイズおよび位置を指定します。
ダイアログ ボックス テンプレートで編集可能なリスト コントロールを使用するには、ダイアログ ボックス クラスで CVSListBox 変数を宣言します。変数とコントロールとのデータ交換をサポートするには、ダイアログ ボックスの DoDataExchange メソッドで DDX_Control マクロ エントリを定義します。既定では、編集可能なリスト コントロールは編集ボタンなしで作成されます。編集ボタンを有効にするには、継承された CVSListBoxBase::SetStandardButtons メソッドを使用します。
詳細については、Samples ディレクトリ、New Controls サンプル、Page3.cpp ファイル、およびPage3.h ファイルを参照してください。
継承階層
必要条件
ヘッダー : afxvslistbox.h