次の方法で共有


CMFCLinkCtrl クラス

更新 : 2007 年 11 月

CMFCLinkCtrl クラスはボタンをハイパーリンクとして表示し、ボタンがクリックされるとリンク先を呼び出します。

class CMFCLinkCtrl : public CMFCButton

メンバ

パブリック メソッド

名前

説明

CMFCLinkCtrl::SetURL

指定した URL はボタン テキストとして表示されます。

CMFCLinkCtrl::SetURLPrefix

URL の暗黙のプロトコル (たとえば、"http:") を設定します。

CMFCLinkCtrl::SizeToContent

ボタン テキストまたはビットマップを格納するボタンのサイズを変更します。

プロテクト メソッド

名前

説明

CMFCLinkCtrl::OnDrawFocusRect

ボタンのフォーカスを示す四角形が描画される前に、フレームワークによって呼び出されます。

解説

CMFCLinkCtrl クラスから派生したボタンをクリックすると、フレームワークはそのボタンの URL をパラメータとして ShellExecute メソッドに渡します。次に、ShellExecute メソッドは URL のターゲットを開きます。

使用例

次の例は、CMFCLinkCtrl オブジェクトのサイズを設定する方法、および CMFCLinkCtrl オブジェクトに URL とツールヒントを設定する方法を説明しています。この例は、「NewControls サンプル : MFC コントロールのデモ アプリケーション」の一部です。

  CMFCLinkCtrl m_btnLink;


...


    m_btnLink.SetURL(_T("https://www.microsoft.com"));
    m_btnLink.SetTooltip(_T("Visit Microsoft site"));
    // resize the button to contain the button text or bitmap
    m_btnLink.SizeToContent();

継承階層

CObject

   CCmdTarget

      CWnd

         CButton

            CMFCButton

               CMFCLinkCtrl

必要条件

ヘッダー : afxlinkctrl.h

参照

概念

MFC 階層図

参照

CLinkCtrl クラス

CMFCButton クラス

その他の技術情報

クラス (MFC Feature Pack)