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CMFCToolBar::SetCommandUsageOptions

更新 : 2007 年 11 月

ほとんど使用されないコマンドを、どのような場合にアプリケーションのメニューに表示しないようにするかを指定します。

static BOOL SetCommandUsageOptions(
   UINT nStartCount,
   UINT nMinUsagePercentage=5 
);

パラメータ

  • [入力] nStartCount
    フレームワークが基本コマンドと最近使用したコマンドだけを表示する前に、コマンドが実行される必要がある回数を指定します。

  • [入力] nMinUsagePercentage
    最近使用したコマンドと見なされるためにコマンドが実行される必要がある回数の割合。

戻り値

nMinUsagePercentage が 100 以上の場合は FALSE。それ以外の場合は TRUE。

解説

基本メニュー項目と最近使用したメニュー項目をどのように表示するかを判断するためにフレームワークが使用するアルゴリズムをカスタマイズするには、このメソッドを呼び出します。基本コマンドの詳細については、「CMFCToolBar::AddBasicCommand」を参照してください。

このクラスは、CMFCCmdUsageCount クラスを使用して、コマンドの使用回数を追跡します。このクラスの詳細については、「CMFCCmdUsageCount クラス」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxtoolbar.h

参照

概念

MFC 階層図

参照

CMFCToolBar クラス

CMFCToolBar::AddBasicCommand

CMFCCmdUsageCount クラス