Printer.FontTransparent プロパティ

[アーティクル]
08/22/2008

更新 : 2007 年 11 月

Printer オブジェクトの背景画像をテキスト文字の背後に印刷するかどうかを決定する値を取得または設定します。

名前空間 : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6
アセンブリ : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs (Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs.dll 内)

構文

'宣言
Public Property FontTransparent As Boolean
'使用
Dim instance As Printer
Dim value As Boolean

value = instance.FontTransparent

instance.FontTransparent = value

public bool FontTransparent { get; set; }

public:
property bool FontTransparent {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

public function get FontTransparent () : boolean
public function set FontTransparent (value : boolean)

プロパティ値

型 : System.Boolean

Boolean を返します。

解説

FontTransparent プロパティが true に設定されている場合、テキストは現在の印刷位置 (CurrentX, CurrentY) ですべての画像の前面に印刷されます。テキストの背後にある画像も印刷されるため、背景画像と同じ色のテキストは判読不能になる可能性があります。

FontTransparent プロパティが false に設定されている場合、テキストは白い背景の上に印刷され、テキストの背後にある画像領域を覆い隠します。

メモ :
Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間の関数とオブジェクトは、Visual Basic 6.0 から Visual Basic 2008 へのアップグレードツールで使用するために用意されています。ほとんどの場合、これらの関数とオブジェクトは、.NET Framework の他の名前空間にある機能と重複しています。これらが必要になるのは、Visual Basic 6.0 のコードモデルが .NET Framework の実装と大きく異なる場合だけです。

Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間の関数とオブジェクトは、Visual Basic 6.0 から Visual Basic 2008 へのアップグレードツールで使用するために用意されています。ほとんどの場合、これらの関数とオブジェクトは、.NET Framework の他の名前空間にある機能と重複しています。これらが必要になるのは、Visual Basic 6.0 のコードモデルが .NET Framework の実装と大きく異なる場合だけです。

例

ページ上の画像の上にテキストを印刷する方法を、次の例で示します。ここでは、Image1 というイメージリソースをプロジェクトに追加済みであると想定します。

Dim Printer As New Printer
Printer.PaintPicture(My.Resources.Image1, 0, 0)
' Set the print position to location of the image.
Printer.CurrentX = 0
Printer.CurrentY = 0
Printer.FontTransparent = True
Printer.Print("FontTransparent is True " & vbCrLf)
Printer.FontTransparent = False
Printer.Print("FontTransparent is False")
Printer.EndDoc()