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どの ATL クラスを使用すると ActiveX コントロール コンテインメントに役立ちますか?

更新 : 2007 年 11 月

ATL のコントロール ホスト コードでは、ATL クラスを使用する必要はありません。"AtlAxWin80" ウィンドウを作成し、必要に応じてコントロール ホスト API を使用するだけです。詳細については、「ATL コントロール ホスト API とは何ですか?」を参照してください。ただし、次のクラスを使用すると、コンテインメント機能を簡単に使用できます。

クラス

説明

CAxWindow

"AtlAxWin80" ウィンドウをラップするクラスです。ウィンドウを作成するメソッド、コントロールの作成やコントロールのウィンドウへのアタッチを実行するメソッド、およびホスト オブジェクトのインターフェイス ポインタを取得するメソッドを提供します。

CAxWindow2T

"AtlAxWinLic80" ウィンドウをラップするクラスです。ウィンドウを作成するメソッド、コントロールの作成やライセンス コントロールのウィンドウへのアタッチを実行するメソッド、およびホスト オブジェクトのインターフェイス ポインタを取得するメソッドを提供します。

CComCompositeControl

ダイアログ リソースに基づいて ActiveX コントロール クラスの基本クラスとなります。これらのコントロールには、ほかの ActiveX コントロールを含めることができます。

CAxDialogImpl

ダイアログ リソースに基づいてダイアログ クラスの基本クラスとなります。これらのダイアログには、ActiveX コントロールを含めることができます。

CWindow

ホスト ウィンドウの ID を指定したコントロールのインターフェイス ポインタを返す GetDlgControl メソッドを提供します。また、CWindow が公開する Windows API ラッパーによって、ウィンドウを簡単に管理できます。

参照

概念

ATL コントロール コンテインメント : Q & A 集