COlePropertiesDialog::COlePropertiesDialog
更新 : 2007 年 11 月
COlePropertiesDialog オブジェクトを構築します。
COlePropertiesDialog(
COleClientItem* pItem,
UINT nScaleMin = 10,
UINT nScaleMax = 500,
CWnd* pParentWnd = NULL
);
パラメータ
pItem
アクセスされるプロパティを持つドキュメント アイテムへのポインタ。nScaleMin
ドキュメント アイテムのイメージの最小倍率。nScaleMax
ドキュメント アイテムのイメージの最大倍率。pParentWnd
ダイアログ ボックスの親またはオーナーへのポインタ。
解説
ドキュメント アイテムのスケーリングを実装するには、COlePropertiesDialog から独自の OLE の [オブジェクト プロパティ] コモン ダイアログ クラスを派生させます。このクラスのインスタンスが実装するダイアログ ボックスは、ドキュメント アイテムのスケーリングをサポートしていません。
既定では、[OLE オブジェクト プロパティ] コモン ダイアログ ボックスは、次の 3 つの既定のページを持っています。
[全般]
このページには、選択されたドキュメント アイテムが表すファイルについてのシステム情報が含まれています。このページで、ユーザーは選択されたアイテムをほかの型に変換できます。
[表示]
このページには、アイテムの表示、アイコンの変更、イメージのスケーリングのためのオプションが含まれています。
[リンク]
このページには、リンク アイテムの位置の変更や、リンク アイテムの更新についてのオプションが含まれています。このページで、ユーザーは選択されたアイテムのリンクを切り離すことができます。
既定で用意されているページの後にページを追加するには、COlePropertiesDialog の派生クラスのコンストラクタを終了する前に m_psh メンバ変数を変更します。これは、COlePropertiesDialog コンストラクタの高度な実装です。
必要条件
ヘッダー : afxodlgs.h
参照
参照
COlePropertiesDialog::OnApplyScale