バーチャル マシンに DVD または CD ドライブを追加する方法
適用対象: Virtual Machine Manager 2008, Virtual Machine Manager 2008 R2, Virtual Machine Manager 2008 R2 SP1
バーチャル DVD ドライブまたはバーチャル CD ドライブを IDE バスに追加するには、次の手順を使用します。既定では、すべてのハードウェア プロファイルには組み込みの IDE ドライブが含まれています。この手順は、新しいテンプレート ウィザードまたは新しいバーチャル マシン ウィザードを使用して、ハードウェア プロファイルの作成と変更、またはハードウェア プロファイル設定の構成を行う場合に使用できます。
バーチャル マシンのバーチャル DVD ドライブを IDE バスに追加するには
左側ウィンドウの [バス構成] で [IDE デバイス] をクリックし、上部メニューの [DVD] をクリックします。
結果ウィンドウの [バーチャル DVD ドライブ] で [チャネル] ボックスの一覧からエントリを選択し、このバーチャル DVD ドライブを接続するチャネルを指定します。
[取り込みモード] で、次のいずれかのオプションを選択します。
[メディアなし] (既定): このオプションは、バーチャル DVD ドライブが一切のメディアを読み取れないことを指定する場合に選択します。既存のハードウェア プロファイルを変更する場合、[メディアなし] を選択して、ホスト ドライブまたは ISO ファイルからバーチャル DVD ドライブを切断することができます。
[物理 CD/DVD ドライブ]: バーチャル マシンのバーチャル DVD ドライブから、ホストの物理 CD ドライブまたは物理 DVD ドライブに接続できるようにする場合は、このオプションを選択します。このオプションを使用すると、バーチャル DVD ドライブはホスト上の物理 CD ディスクまたは物理 DVD ディスクを読み取ることができます。
[既存のイメージ ファイル]: このオプションは、バーチャル マシン上でバーチャル DVD ドライブを有効にして、Virtual Machine Manager ライブラリ サーバーのライブラリ共有に保管されている特定のイメージにアクセスする場合に選択します。[参照] をクリックして [ISO の選択] ダイアログ ボックスを表示し、バーチャル DVD ドライブに挿入するイメージを選択します。
[コピーせずにイメージ ファイルを共有する]: バーチャル マシンのイメージのコピーを添付する代わりに、保存済みのイメージ ファイルを使用することで、作成されるバーチャル マシンの記憶域を節約する場合に、このオプションを選択します。
このオプションを Hyper-V バーチャル マシンで使用できるようにするには、イメージ ファイルを保存するライブラリ共有上の共有と NTFS の両方のアクセス許可を構成し、ライブラリ サーバーとホストの間で制約付きの代理を構成する必要があります。また、VMM サービスを Active Directory ドメイン アカウント下で実行する必要があります。手順については、「VMM で Hyper-V バーチャル マシン用に共有 ISO イメージを有効にする方法」を参照してください。
VMM 2008 では、セルフサービス ユーザー用の共有 ISO イメージはサポートされません。かわりに、VMM 2008 では、新しいバーチャル マシンに ISO イメージ ファイルのコピーを添付します。VMM 2008 R2 ではセルフサービス ユーザー用の共有 ISO イメージがサポートされています。
参照:
概念
バーチャルマシンの作成
バーチャル マシンのフロッピー ドライブを構成する方法
ハードウェア プロファイルのプロパティを変更する方法