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Service Management Automation の拡張と縮小

 

適用対象: Windows Azure Pack for Windows Server,System Center 2012 R2 Orchestrator

このセクションのガイドを参照して、サービス管理オートメーション に展開されているサーバーのマシン層をスケールアウトしてください。 Runbook Worker と Web サービスを追加して、Runbook 処理用の容量を追加できます。

初期の推奨事項

推奨される構成は、それぞれに Runbook Worker と Web サービスがインストールされた、3 つのバーチャル マシンです。 着信 Web トラフィックは負荷分散する必要があります。 各マシンには少なくとも 2 つのコアがあり、4 GB 以上の RAM と 60 GB 以上の記憶域を持つ必要があります。 1 つの PowerShell モジュールのみをインストールする必要があります。

SQL Server の推奨事項

SQL Server データベースの場合、8 GB の RAM と 8 コアが推奨されます。

高負荷のデータが 1 か月間続く場合 (1 か月間に 12 ジョブ/分)、20 GB のディスク領域が使用されます。 これを超える使用率になる場合、既定のジョブの消去によって、領域の使用率を維持する必要があります。 データベースの消去を設定する方法の詳細については、「Service Management Automation データベースを消去する方法」を参照してください。

サービス管理オートメーション のスケールアウト

Runbook ジョブの実行速度が遅い場合、ワークロードを共有している Runbook Worker 数を増やすことができます。 新しい Runbook Worker/Web サービス インスタンスをバーチャル マシンにインストールする必要があります。

サービス管理オートメーション Runbook Worker のインストールまたはアンインストールを行う前に、Runbook Worker のインストール先コンピューターの Runbook Worker サービスを必ず停止してください。 削除に関する Windows PowerShell コマンドレットやスクリプトのヘルプを含め、Runbook Worker を削除するときにデータを失わないようにする手順については、Runbook Worker 展開の概要を参照してください。