bcp_readfmt
指定されたフォーマット ファイルからデータ ファイル形式の定義を読み取ります。
構文
RETCODE bcp_readfmt (
HDBC hdbc,
LPCTSTR szFormatFile);
引数
hdbc
一括コピーが有効な ODBC 接続ハンドルです。szFormatFile
データ ファイルの形式の値を含むファイルに関するパスとファイル名です。
戻り値
SUCCEED または FAIL を返します。
説明
bcp_readfmt は形式の値を読み取った後、bcp_columns と bcp_colfmt を適切な方法で呼び出します。 ユーザーがフォーマット ファイルを解析し、このような呼び出しを行う必要はありません。
フォーマット ファイルを保存するには、bcp_writefmt を呼び出します。 bcp_readfmt を呼び出すと、保存した形式を参照できます。 詳細については、「bcp_init」を参照してください。
また、一括コピー ユーティリティ (bcp) を使用して、bcp_readfmt で参照できるファイルに、ユーザー定義のデータ形式を保存することもできます。 bcp ユーティリティおよび bcp データ フォーマット ファイルの構造の詳細については、「データの一括インポートと一括エクスポート (SQL Server)」を参照してください。
bcp_control の eOption パラメーターの BCPDELAYREADFMT 値により、bcp_readfmt の動作が変更されます。
注 |
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フォーマット ファイルは、bcp ユーティリティのバージョン 4.2 以降で生成されている必要があります。 |
例
// Variables like henv not specified.
HDBC hdbc;
DBINT nRowsProcessed;
// Application initiation, get an ODBC environment handle, allocate the
// hdbc, and so on.
...
// Enable bulk copy prior to connecting on allocated hdbc.
SQLSetConnectAttr(hdbc, SQL_COPT_SS_BCP, (SQLPOINTER) SQL_BCP_ON,
SQL_IS_INTEGER);
// Connect to the data source, return on error.
if (!SQL_SUCCEEDED(SQLConnect(hdbc, _T("myDSN"), SQL_NTS,
_T("myUser"), SQL_NTS, _T("myPwd"), SQL_NTS)))
{
// Raise error and return.
return;
}
// Initialize bulk copy.
if (bcp_init(hdbc, _T("myTable"), _T("myData.csv"),
_T("myErrors"), DB_IN) == FAIL)
{
// Raise error and return.
return;
}
if (bcp_readfmt(hdbc, _T("myFmtFile.fmt")) == FAIL)
{
// Raise error and return.
return;
}
if (bcp_exec(hdbc, &nRowsProcessed) == SUCCEED)
{
cout << nRowsProcessed << " rows copied to SQL Server\n";
}
// Carry on.