レッスン 14: 配置
このレッスンでは、配置プロパティを構成します。具体的には、テーブル モードで実行されている Analysis Services の配置サーバー インスタンスと、配置するモデルの名前を指定します。 その後、そのインスタンスにモデルを配置します。 配置が完了すると、ユーザーはレポート クライアント アプリケーションを使用してモデルに接続できるようになります。 詳細については、「テーブル モデル ソリューションの配置 (SSAS テーブル)」を参照してください。
このレッスンの推定所要時間: 5 分
必要条件
このトピックはテーブル モデリング チュートリアルの一部であり、チュートリアルでの順番に従って実行する必要があります。 このレッスンの実習を行う前に、前のレッスン「レッスン 13: Excel での分析」を完了している必要があります。
モデルの配置
配置プロパティを構成するには
SQL Server Data Tools のソリューション エクスプローラーで、Adventure Works Internet Sales Tabular Model プロジェクトを右クリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックします。
[AW Internet Sales Tabular Model プロパティ ページ] ダイアログ ボックスで、[配置サーバー] の [サーバー] プロパティに、テーブル モードで実行されている Analysis Services インスタンスの名前を入力します。 これが、モデルの配置先のインスタンスになります。
重要 配置を行うには、リモート Analysis Services インスタンスに対する管理権限が必要です。
クエリ モード プロパティが [In-Memory] に設定されていることを確認します。
注 このチュートリアルを使用して作成されたモデルは、DirectQuery モードではサポートされません。
[データベース] プロパティで、「Adventure Works Internet Sales Model」と入力します。
[キューブ名] プロパティで、「Adventure Works Internet Sales Model」と入力します。
選択内容を確認し、[OK] をクリックします。
Adventure Works Internet Sales テーブル モデルを配置するには
SQL Server Data Tools で、[ビルド] メニューをクリックし、[AW Internet Sales Tabular Model の配置] をクリックします。
[配置] ダイアログ ボックスが表示され、メタデータの配置状況と、モデルに含まれる各テーブルが表示されます。
結論
これで、 最初の Analysis Services テーブル モデルの作成と配置が完了しました。 このチュートリアルでは、テーブル モデルを作成する際の、最も一般的なタスクについて説明しました。 Adventure Works Internet Sales Model が配置されたので、SQL Server Management Studio を使用してモデルを管理したり、プロセス スクリプトやバックアップ計画を作成できるようになりました。 ユーザーは、Microsoft Excel や Power View などのレポート クライアント アプリケーションを使用して、モデルに接続できます。
その他のリソース
Power View レポートをサポートするテーブル モデル プロパティの詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=220897 を参照してください。
Power View 用のテーブル モデル プロパティを構成する方法については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219995 のチュートリアルを参照してください。