データ警告マネージャーでのデータ警告の管理
SharePoint ユーザーは、自分が作成したデータ警告と、それらの警告に関する情報を一覧表示できます。 また、警告を削除したり、データ警告デザイナーで警告定義を開いて編集したり、それらの警告を実行することもできます。 次の図に、データ警告マネージャーでユーザーが使用できる機能を示します。
警告の一覧を表示するには
データ警告の作成対象のレポートが保存されている SharePoint ライブラリに移動します。
レポートの展開ドロップダウン メニューのアイコンをクリックし、[データ警告の管理] をクリックします。 ドロップダウン メニューを次の図に示します。
データ警告マネージャーが開きます。 既定では、ライブラリで選択したレポートに対する警告が一覧表示されます。
[レポート用の警告の表示] の一覧の横にある下矢印をクリックして、警告を表示するレポートを選択するか、[すべて表示] をクリックして警告をすべて表示します。
注 選択したレポートに警告が存在しない場合、SharePoint ライブラリに戻って警告があるレポートを検索および選択する必要はありません。 代わりに、[すべて表示] をクリックしてすべての警告を一覧表示します。
警告名、レポート名、警告の作成者としての自分の名前、送信された警告の数、最後に警告定義が変更された日時、および警告の状態が表に一覧表示されます。 警告の生成や送信ができない場合は、エラーに関する情報が状態列に含まれているので、これを利用して問題のトラブルシューティングを行います。
警告定義を編集するには
警告定義を編集するデータ警告を右クリックし、[編集] をクリックします。
データ警告デザイナーに警告定義が表示されます。 詳細については、「警告デザイナーでのデータ警告の編集」および「データ警告デザイナー」を参照してください。
注 データ警告定義は、作成したユーザーのみが編集できます。
注 レポートが変更され、レポートから生成されたデータ フィードが変更されている場合、警告の定義が無効になっている可能性があります。 この状況が生じるのは、警告のルールで参照される列がレポートから削除された場合、列のデータ型が変更された場合、列が別のデータ フィードに含まれている場合、またはレポートが削除または移動された場合です。 無効な警告定義は開くことはできますが、基になるレポート データ フィードの現行バージョンに基づいて有効になるまでは再保存できません。 レポートからのデータ フィード生成の詳細については、「複数のレポートからのデータ フィードの生成 (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。
警告の定義を削除するには
削除するデータ警告を右クリックして、[削除] をクリックします。
警告を削除すると、それ以降、警告メッセージは送信されません。
警告を実行するには
実行するデータ警告を右クリックして、[実行] をクリックします。
警告インスタンスが作成され、データ警告メッセージが直ちに送信されます。これは、データ警告デザイナーで指定したスケジュール オプションの内容にかかわらず実行されます。 たとえば、結果が変更された場合にのみ、週単位で送信されるよう構成された警告も同様です。