ダイアログ ボックス (カスタム集計)
[メジャーの設定] ダイアログ ボックスを使用すると、Data Analysis Expression (DAX) 数式言語で数式を入力することにより、カスタム集計を使用するメジャーを作成または変更できます。 このダイアログ ボックスにアクセスするには、Excel ウィンドウで、[PowerPivot] タブの [メジャー] グループで [新しいメジャー] または [メジャーの設定] をクリックします。
メジャーは、ユーザーが作成できるカスタマイズされた動的計算で、データと共に保存されます。 PowerPivot ブックを使用しているユーザーはメジャーを表示し、計算に使用できます。 メジャーの詳細については、「ピボットテーブルまたはピボットグラフのメジャーの作成」を参照してください。カスタム集計とは、標準の Excel ピボットテーブルで作成できる集計、つまり SUM、COUNT、MIN、MAX、および AVERAGE をベースとしていない集計のことです。
[テーブル名]
メジャーの定義を保存するテーブルの名前を入力します。注 その後このテーブルを削除すると、メジャーも削除されます。
[メジャー名 (すべての PivotTable)]
メジャーに使用する名前を入力します。このメジャー名によって、メジャーのストレージ名が定義されます。ストレージ名はブック内で一意である必要があります。 他の数式からこのメジャーを参照するときは、この名前を使用する必要があります。カスタム名は表示専用です。
[カスタム名 (この PivotTable)]
メジャーに使用する表示名を入力します。この名前によって、現在のピボットテーブル内でこのメジャーの表示目的で使用される名前が定義されます。
[Fx]
[関数の挿入] ダイアログ ボックスが開き、数式を作成できます。テキスト ボックスに数式を直接入力することもできます。
[式の確認]
数式に構文エラーやセマンティック エラーがないことを確認します。[数式] ボックス
メジャーまたはフィールドの値を定義する DAX 数式が表示されます。数式はこのテキスト ボックスで直接編集できますが、検証は実行されません。
[メッセージと警告] ボックス
式の状態に関するメッセージが表示されます。 数式にエラーがあると、このボックスにはその問題に関する情報が表示されます。数式で問題に対処するために変更が必要な可能性の高い部分は強調表示されます。
書式設定のオプション
[書式]
一覧から数値書式を選択します。 [通貨] を選択すると、[小数点以下桁数] ボックスに小数点以下 2 桁が自動的に追加され、通貨記号が [記号] ボックスに適用されます。
[小数点以下桁数]
表示する小数点以下の桁数を入力します。
[記号]
数値と一緒に表示する記号を選択します。
[位取り区切り記号を使用する]
桁区切り記号 (3 桁ごとに挿入されるコンマなど) を使用するには、[位取り区切り記号 (,) を使用する] を選択します。 たとえば、5400 を 5,400 として表示するには、このチェック ボックスをオンにします。