COUNTBLANK 関数
列内の空白セルの数をカウントします。
構文
COUNTBLANK(<column>)
パラメーター
項目 |
定義 |
---|---|
column |
カウントする空白セルが含まれている列。 |
戻り値
整数。 条件を満たす行が見つからない場合は、空白が返されます。
説明
この関数で指定できる唯一の引数は列です。 使用する列に含まれているデータの種類は問われませんが、カウントされるのは空白セルだけです。 ゼロ (0) は空白ではなく数値と見なされるため、値がゼロのセルはカウントされません。
集計対象の行がないとき、この関数は空白を返します。ただし、行は存在するものの、それらが指定の条件を満たしていないとき、この関数は 0 を返します。 Microsoft Excel は、条件を満たす行が見つからない場合にもゼロを返します。
つまり、COUNTBLANK 関数で空白が見つからない場合、結果はゼロになりますが、チェックする行が存在しない場合、結果は空白になります。
この DAX 関数は DirectQuery モードでは使用できません。 DirectQuery モデルの制限の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219172 を参照してください。
使用例
次の例は、Reseller テーブルで BankName の値が空白の行数のカウント方法を示しています。
=COUNTBLANK(Reseller[BankName])
論理値またはテキストをカウントする場合は、COUNTA 関数か COUNTAX 関数を使用してください。