[プロパティ ページ] ダイアログ ボックス
プロジェクトのプロパティ ページを使用すると、レポート サーバー プロジェクトの配置プロパティを構成できます。このダイアログ ボックスを開くには、[プロジェクト] メニューの [<Report Project Name>のプロパティ] をクリックします。
構成プロパティを定義した後は、ツール バーの [ソリューション構成] ボックスの一覧から構成を選択できるようになります。
オプション
[構成]
編集する構成を選択します。初期状態で使用できる構成は、[Debug]、[DebugLocal]、および [Release] です。アクティブな構成が、[アクティブ (Debug)] のように最初に表示されます。複数の構成のプロパティを同時に表示するには、[すべての構成] または [複数の構成] を選択します。
新しく構成を作成するには、ツール バーの [構成マネージャ] をクリックします。
[構成マネージャ]
ソリューション全体の構成を管理するか、さらに構成を追加します。詳細については、MicrosoftVisual Studio のドキュメントを参照してください。[StartItem]
プロジェクトがレポート サーバーにパブリッシュされた後に Web ブラウザに表示されるレポート、またはローカルでプロジェクトを実行するときにプレビュー ウィンドウに表示されるレポートを選択します。開始アイテムは、プロジェクトをビルドしても配置しない構成の場合、および [デバッグ] コマンド (F5) を使用する場合に必要となります。このアイテムは、プロジェクトを配置する構成では必須です。[OverwriteDataSources]
レポートのパブリッシュ時に、サーバー上のデータ ソースをプロジェクト内のデータ ソースで上書きする場合は、[True] を選択します。サーバー上の既存のデータ ソースを残す場合は、[False] を選択します。[TargetDataSourceFolder]
パブリッシュした共有データ ソースを保存するフォルダの名前です。フォルダを指定しない場合、レポートと同じフォルダにデータ ソースがパブリッシュされます。フォルダがレポート サーバー上に存在しない場合は、レポートのパブリッシュ時に、レポート デザイナによってフォルダが作成されます。ネイティブ モードで実行されているレポート サーバーにパブリッシュする場合は、フォルダ階層の完全なパスをルートから指定します。たとえば、「Folder1/Folder2/Folder3」のように指定します。
SharePoint 統合モードで実行されているレポート サーバーにパブリッシュする場合は、SharePoint ライブラリの URL を指定します。たとえば、「http://<servername>/<site>/Documents/MyFolder」のように指定します。
[TargetReportFolder]
パブリッシュしたレポートを保存するフォルダの名前です。既定値は、レポート プロジェクトの名前です。フォルダがレポート サーバー上に存在しない場合は、レポートのパブリッシュ時に、レポート デザイナによってフォルダが作成されます。ネイティブ モードで実行されているレポート サーバーにパブリッシュする場合は、フォルダ階層の完全なパスをルートから指定します。フォルダが別の場所に存在する場合は、フォルダへのパスをルートから指定します。たとえば、「Folder1/Folder2/Folder3」のように指定します。
SharePoint 統合モードで実行されているレポート サーバーにパブリッシュする場合は、SharePoint ライブラリの URL を指定します。たとえば、「http://<servername>/<site>/Documents/MyFolder」のように指定します。
[TargetServerURL]
対象レポート サーバーの URL です。レポートをパブリッシュする前に、このプロパティを有効なレポート サーバーの URL に設定する必要があります。ネイティブ モードで実行されているレポート サーバーにパブリッシュする場合は、レポート サーバーの仮想ディレクトリの URL を指定します。たとえば、「http://<server>/reportserver」のように指定します。これは、レポート マネージャではなく、レポート サーバーの仮想ディレクトリです。既定では、レポート サーバーは、"reportserver" という名前の仮想ディレクトリにインストールされます。
SharePoint 統合モードで動作しているレポート サーバーにパブリッシュする場合は、SharePoint トップレベル サイトまたはサブサイトの URL を使用します。サイトを指定しなかった場合は、既定のトップレベル サイトが使用されます。たとえば、「http://<servername>」、「http://<servername/<site>」、または「http://<servername>/<site>/<subsite>」のように指定します。
URL の構文と例の詳細については、「SharePoint サイトへのモデルおよび共有データ ソースの配置」を参照してください。