SQL Mail の構成の検証
次の手順に従って、SQL Mail が適切に構成されていることを確認します。
代わりにデータベース メールを使用することを検討します。
注意 この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。 新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。. メールを SQL Server から送信するには、データベース メールを使用します。
SQL Mail がインストールされていることを確認します。
SQL Server を実行するコンピュータにメール クライアント (Microsoft Outlook など) がインストールされている必要があります。
Microsoft Exchange サーバーが動作している必要があります。Microsoft Outlook では、SQL Mail でメールの送信に標準の簡易メール転送プロトコル (SMTP) を使用するように構成できます。ただし、SQL Server での拡張 MAPI クライアント コンポーネントの使用には制限があるため、Microsoft ではデータベース メールで SMTP を使用してメールを送信することをお勧めします。
SQL Server の起動に使用するアカウントは、ドメイン アカウントである必要があります。そのドメイン アカウントのメールボックスが Exchange サーバー上に必要です。SQL Server の起動に使用するアカウントを、ローカル システム アカウントおよびローカル サービス アカウントにすることはできません。
プロファイルでは、適切な Exchange サーバーとアカウント名を指定する必要があります。プロファイルを検査するには、SQL Server を起動するアカウントとして、SQL Server を実行するコンピュータにログオンします。コントロール パネルの [メール] をダブルクリックします。[メール] ダイアログ ボックスで、[プロファイルの表示] をクリックします。
Outlook を開き、メール サーバーに対して電子メールを送受信できることを確認します。ユーザーの操作が必要なダイアログ ボックスやメッセージは表示されません。
SQL Mail は、適切なプロファイルを使用するように構成されている必要があります。SQL Mail の構成の詳細については、「SQL Mail をセットアップする方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
SQL Server の起動に使用するアカウントの既定の電子メール プログラムは、構成のテストに使用した電子メール プログラムと同じでなければなりません。既定の電子メール プログラムを確認するには、コントロール パネルを開きます。[インターネット オプション] をダブルクリックし、[プログラム] タブをクリックします。[電子メール] ボックスの一覧から適切なプログラムを選択します。
SQL Server を再起動して、メール プロファイルの変更内容を有効にします。アカウントの既定のメール プロファイルを変更した場合、変更内容を有効にするにはコンピュータを再起動する必要があります。