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sp_helpstats (Transact-SQL)

指定したテーブルの列およびインデックスに関する統計を返します。

重要な注意事項重要

この機能は、Microsoft SQL Server の次のバージョンで削除されます。 新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。統計に関する情報を取得するには、sys.stats および sys.stats_columns カタログ ビューをクエリします。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helpstats[ @objname = ] 'object_name' 
     [ , [ @results = ] 'value' ]

引数

  • [ @objname=] 'object_name'
    統計情報の提供元となるテーブルを指定します。object_name のデータ型は nvarchar(520) で、NULL は指定できません。1 つまたは 2 つの部分で構成される名前を指定できます。

  • [ @results=] 'value'
    提供する情報の範囲を指定します。有効なエントリは、ALL および STATS です。ALL は、作例された統計がある列だけでなく、すべてのインデックスに関する統計を表示します。STATS は、インデックスに関連付けられていない統計のみを表示します。value のデータ型は nvarchar(5) で、既定値は STATS です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

次の表では、結果セットの列について説明します。

列名

説明

statistics_name

統計の名前。sysname を返し、NULL は許容されません。

statistics_keys

統計の基準となるキー。nvarchar(2078) を返し、NULL は許容されません。

説明

特定のインデックスまたは統計に関する詳細な統計情報を表示するには、DBCC SHOW_STATISTICS を使用します。詳細については、「DBCC SHOW_STATISTICS (Transact-SQL)」および「sp_helpindex (Transact-SQL)」を参照してください。

権限

public ロールのメンバシップが必要です。

次の例では、sp_createstats を実行し、AdventureWorks データベース内のすべてのユーザー テーブルを対象にして、条件を満たすすべての列に関する統計を 1 列ずつ作成します。その後に sp_helpstats を実行して、Customer テーブルで作成された結果統計を確認します。

USE AdventureWorks;
GO
EXEC sp_createstats;
GO
EXEC sp_helpstats 
@objname = 'Sales.Customer',
@results = 'ALL'

以下に結果セットを示します。

statistics_name                  statistics_keys
----------------------------------------------------------------
_WA_Sys_00000003_22AA2996        AccountNumber
AK_Customer_AccountNumber        AccountNumber
AK_Customer_rowguid              rowguid
CustomerType                     CustomerType
IX_Customer_TerritoryID          TerritoryID
ModifiedDate                     ModifiedDate
PK_Customer_CustomerID           CustomerID