見出しマップの追加
レポートで見出しマップを使用して、ユーザーがレポートの特定の領域に移動できるように設定できます。見出しマップを含むレポートを表示すると、別のサイド ペインがレポートの横に表示されます。レポート セクションとグループは、リンクの階層として配置されます。見出しマップ内のアイテムをクリックすると、レポートが更新され、見出しマップのアイテムに対応したレポートの領域が表示されます。
見出しマップは、HTML 表示拡張機能で使用します。他の表示拡張機能では、異なる手段で見出しマップが表示されます。
PDF では、見出しマップは [しおり] ペインとして表示されます。
Excel では、見出しマップはリンクの階層を含む名前付きのワークシートとして表示されます。レポート セクションは、同じワークブック内の、見出しマップと共に含まれる別のワークシートに表示されます。
Word では、見出しマップは目次として使用されます。
TIFF、XML、および CSV では、見出しマップは無視されます。
詳細については、「さまざまなレポート表示拡張機能の対話機能の比較」を参照してください。
見出しマップを作成するには、レポートのアイテムやグループなど、マップに表示する必要のあるレポート アイテムに見出しマップ ラベルを追加します。レポート アイテムの見出しマップ ラベルに値が設定されている場合、レポートを表示すると、見出しマップが自動的に生成されます。
見出しマップの表示と非表示を切り替えるには、レポート ビューアー ツール バーの [見出しマップ] ボタンを使用します。HTML で表示されるレポートの場合は、URL を使用してレポートを開いたときに、見出しマップを表示するかどうかを指定できます。次の例では、DocumentMapReport レポートの見出しマップは、初期状態で非表示になります。
https://localhost/ReportServer/Pages/ReportViewer.aspx?%2fDocumentMapReport&rs:Command=Render&rc:DocMap=False
詳細については、「URL アクセス」を参照してください。
Product Catalog サンプル レポートには、見出しマップの例があります。各表示拡張機能による見出しマップの表示方法を見るには、レポートを開いて、PDF および Excel にエクスポートしてください。詳細については、「Reporting Services のサンプル」を参照してください。
見出しマップを作成する方法については、「見出しマップにアイテムを追加する方法 (Reporting Services)」を参照してください。