プロパティ ペインの操作 (レポート ビルダ 2.0)
レポート本文、データ領域、画像、テキスト ボックスなど、レポート内のすべてのアイテムには、対応するプロパティが存在します。たとえば、テキスト ボックスの BorderColor プロパティには、テキスト ボックスの境界線の色値が表示され、レポートの PageSize プロパティには、レポートのページ サイズが表示されます。
これらのプロパティは、[プロパティ] ペインに表示されます。このペインに表示される内容は、選択されたレポート アイテムによって変化します。
[プロパティ] ペインを表示するには、[表示] タブの [表示/非表示] グループで [プロパティ] をクリックします。
プロパティ値の変更
レポート ビルダ 2.0 では、いくつかの方法でレポート アイテムのプロパティを変更できます。
リボン上のボタンおよび一覧をクリックする。
ダイアログ ボックスで設定を変更する。
[プロパティ] ペインでプロパティ値を変更する。
使用頻度の高いプロパティについては、ダイアログ ボックスおよびリボンで設定できるようになっています。
値の設定方法 (ドロップダウン リストから値を選択する、値を入力する、<Expression> をクリックして式を作成するなど) はプロパティによって異なります。
[プロパティ] ペインの表示の変更
既定では、[プロパティ] ペインに表示されるプロパティが、[アクション]、[罫線]、[塗りつぶし]、[フォント]、[全般] など、大まかなカテゴリ別に表示されます。各カテゴリには、一連のプロパティが関連付けられています。たとえば、[フォント] カテゴリには、Color、FontFamily、FontSize、FontStyle、FontWeight、LineHeight、TextDecoration などのプロパティが一覧表示されます。必要であれば、このペイン内のすべてのプロパティをアルファベット順に表示することもできます。この場合、カテゴリは非表示になり、すべてのプロパティがカテゴリに関係なく、アルファベット順に一覧表示されます。
[プロパティ] ペインの上部には、[カテゴリ]、[アルファベット順]、および [プロパティ ページ] という 3 つのボタンが並んでいます。[プロパティ] ペインの表示は、[カテゴリ] ボタンと [アルファベット順] ボタンをクリックして切り替えます。[プロパティ ページ] ボタンをクリックすると、選択されたレポート アイテムのプロパティ ダイアログ ボックスが表示されます。
技術的な背景情報
レポート ビルダ 2.0 のレポートは、レポート定義言語 (RDL) という XML スキーマを使って作成されています。
[プロパティ] ペインで実際にプロパティを変更する前に、どのような値を設定できるのか、また、選択したレポート アイテムに対してどのような影響があるのかなど、RDL のプロパティについて理解を深めておくことをお勧めします。詳細については、「レポート ビルダ 2.0 のプロパティ」を参照してください。