レポート ビルダ 2.0 を使用したレポートのデザインと実装
レポート ビルダ 2.0 は、使い慣れた Microsoft Office 環境を求めるビジネス ユーザーに適したレポート作成環境です。レポート ビルダ 2.0 を使用すると、データの操作、レイアウトの定義、レポートのプレビューのほか、レポート サーバーまたは SharePoint サイトに対するレポートのパブリッシュなどを行うことができます。レポート ビルダ 2.0 には、クエリ ビルダと式エディタが含まれます。SQL Server 2008 Reporting Services の高度なレポート機能もサポートされています。
レポート ビルダ 2.0 を使用すると、1 つのレポート内で複数データ ソースのデータを使用できるだけでなく、複数のデータ領域 (テーブル、グラフなど) を使ってレポートを作成することもできます。レポート ビルダ 2.0 では、パブリッシュされたレポート モデルを介してのユーザー フレンドリなデータ アクセスがサポートされるほか、リレーショナル データ ソースや多次元データ ソースに対して直接クエリを実行することもできます。
レポート ビルダでは、レポート デザイナまたはレポート ビルダ 1.0 で作成されたレポートをカスタマイズおよび更新できます。レポート ビルダ 2.0 には、画面の指示に従って簡単なテーブル、マトリックス、またはグラフ レポートを作成できる、使いやすいウィザードが追加されました。
このセクションの内容
レポート ビルダ 2.0 の概要
最初に知っておく必要のある事柄や用語、概念などについて説明しているほか、簡単なオフライン チュートリアルが用意されています。レポート ビルダ 2.0 での作業
作成環境の概要について説明します。データへの接続 (レポート ビルダ 2.0)
埋め込みデータ ソースや共有データ ソースの使用およびデータセットの作成と、サポートされているデータ ソースについて説明します。レポート レイアウトの設計 (レポート ビルダ 2.0)
テーブル、マトリックス、グラフ、およびゲージの作成方法および操作方法について説明します。対話型要素の追加およびレポートの書式設定についても説明します。データの操作 (レポート ビルダ 2.0)
フィルタ選択、並べ替え、グループ化など、データに対してさまざまな操作を行ったり、パラメータや式を追加したりすることによって、レポートに必要なデータだけを取得する方法について説明します。レポートの検索、保存、および管理 (レポート ビルダ 2.0)
レポート ビルダおよびレポート マネージャを使ったレポートの検索、閲覧、管理、および保存について説明します。レポートのエクスポート (レポート ビルダ 2.0)
レポートのエクスポート、レンダリング、およびページ割り当てについて説明します。レポートの印刷 (レポート ビルダ 2.0)
レポート ビルダ 2.0 のレポートをブラウザやその他のアプリケーションから印刷する方法について説明します。チュートリアル (レポート ビルダ 2.0)
基本的なテーブル レポートからパラメータやグラフまで、レポート ビルダ 2.0 の機能を紹介したすべてのチュートリアルの一覧が用意されています。用語集 (レポート ビルダ 2.0)
レポート ビルダ 2.0 関連の用語集です。