CManagedComponentWrapperClass クラス
データ フロー コンポーネントのデザイン時インスタンスを表します。
継承階層
System. . :: . .Object
Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline.Wrapper..::..CManagedComponentWrapperClass
名前空間: Microsoft.SqlServer.Dts.Pipeline.Wrapper
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap (Microsoft.SqlServer.DTSPipelineWrap.dll)
構文
'宣言
<GuidAttribute("2E42D45B-F83C-400F-8D77-61DDE6A7DF29")> _
<ClassInterfaceAttribute()> _
Public Class CManagedComponentWrapperClass _
Implements IDTSDesigntimeComponent100, CManagedComponentWrapper, IDTSRuntimeComponent100
'使用
Dim instance As CManagedComponentWrapperClass
[GuidAttribute("2E42D45B-F83C-400F-8D77-61DDE6A7DF29")]
[ClassInterfaceAttribute()]
public class CManagedComponentWrapperClass : IDTSDesigntimeComponent100,
CManagedComponentWrapper, IDTSRuntimeComponent100
[GuidAttribute(L"2E42D45B-F83C-400F-8D77-61DDE6A7DF29")]
[ClassInterfaceAttribute()]
public ref class CManagedComponentWrapperClass : IDTSDesigntimeComponent100,
CManagedComponentWrapper, IDTSRuntimeComponent100
[<GuidAttribute("2E42D45B-F83C-400F-8D77-61DDE6A7DF29")>]
[<ClassInterfaceAttribute()>]
type CManagedComponentWrapperClass =
class
interface IDTSDesigntimeComponent100
interface CManagedComponentWrapper
interface IDTSRuntimeComponent100
end
public class CManagedComponentWrapperClass implements IDTSDesigntimeComponent100, CManagedComponentWrapper, IDTSRuntimeComponent100
CManagedComponentWrapperClass 型は、以下のメンバーを公開しています。
コンストラクター
名前 | 説明 | |
---|---|---|
CManagedComponentWrapperClass | CManagedComponentWrapperClass オブジェクトのインスタンスを作成します。 |
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プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
BufferManager | コンポーネントの IDTSBufferManager100 オブジェクトを設定します。 | |
ComponentMetaData | コンポーネントの IDTSComponentMetaData100 オブジェクトを設定します。 | |
EventInfos | コンポーネントに関連付けられた IDTSEventInfos100 コレクションを設定します。 | |
LogEntryInfos | コンポーネントに対する IDTSLogEntryInfos100 オブジェクトを取得します。 | |
ReferenceTracker | コンポーネントに関連付けられた IDTSObjectReferenceTracker100 オブジェクトを設定します。 | |
RequiredProductLevel | データ フロー コンポーネントに必要な SQL Server のエディションを示す値を取得します。 | |
VariableDispenser | コンポーネントに関連付けられた IDTSVariableDispenser100 オブジェクトを設定します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AcquireConnections | 接続マネージャーへの接続を確立します。 | |
Cleanup | コンポーネントの実行後にリソースを解放してクリーンアップします。 | |
DeleteExternalMetadataColumn | 外部メタデータ列のコレクションから、指定したインデックス位置にある外部メタデータ列を削除します。 | |
DeleteInput | IDTSInput100 オブジェクトを IDTSInputCollection100 コレクションから削除します。 | |
DeleteOutput | コンポーネントの IDTSOutputCollection100 コレクションから IDTSOutput100 オブジェクトを削除します。 | |
DeleteOutputColumn | コンポーネントの IDTSOutputColumnCollection100 コレクションから IDTSOutputColumn100 オブジェクトを削除します。 | |
DescribeRedirectedErrorCode | コンポーネントで定義されたエラー コードの説明を返します。 | |
Equals | (Object から継承されています。) | |
Finalize | (Object から継承されています。) | |
GetEnumerationCollection | 指定された IDTSFriendlyEnumCollection100 を返します。 | |
GetHashCode | (Object から継承されています。) | |
GetType | (Object から継承されています。) | |
InsertExternalMetadataColumnAt | 外部メタデータ列のコレクションの指定したインデックス位置に、新しい外部メタデータ列を挿入します。 | |
InsertInput | IDTSInput100 オブジェクトをコンポーネントの IDTSInputCollection100 に追加します。 | |
InsertOutput | コンポーネントに新しい IDTSOutput100 オブジェクトを追加します。 | |
InsertOutputColumnAt | 新しい IDTSOutputColumn100 オブジェクトを作成し、コンポーネントの IDTSOutputColumnCollection100 に挿入します。 | |
MapInputColumn | 入力列とそれに対応する外部メタデータ列との間にリレーションシップを確立します。 | |
MapOutputColumn | IDTSOutputColumn100 列とそれに対応する IDTSExternalMetadataColumn100 列との間にリレーションシップを確立します。 | |
MemberwiseClone | (Object から継承されています。) | |
OnDeletingInputColumn | コンポーネントの IDTSInputColumnCollection100 から IDTSInputColunn100 オブジェクトが削除されるときに呼び出されます。 | |
OnInputPathAttached | コンポーネントの IDTSInput100 オブジェクトが下流コンポーネントにアタッチされるときに呼び出されます。 | |
OnInputPathDetached | コンポーネントの IDTSInput100 オブジェクトが上流コンポーネントから切断されると、呼び出されます。 | |
OnOutputPathAttached | コンポーネントの IDTSOutput100 オブジェクトが下流コンポーネントにアタッチされるときに呼び出されます。 | |
PerformUpgrade | コンポーネントのメタデータを、ローカル コンピューターにインストールされたコンポーネントのバージョンにアップグレードします。 | |
PostExecute | コンポーネントがデータ行の処理を完了した後に実行する必要のあるタスクを実行します。 | |
PreExecute | PrepareForExecute メソッドが実行されてからコンポーネントがデータ行の処理を開始するまでに実行する必要のあるタスクを実行します。 | |
PrepareForExecute | コンポーネントがデータ行の処理を開始する前と PreExecute メソッドが実行される前の両方に実行する必要のあるタスクを実行します。 | |
PrimeOutput | データ フローの出力バッファーに行を追加します。 | |
ProcessInput | 上流コンポーネントから入力バッファーで受け取ったデータ行を処理します。 | |
ProvideComponentProperties | コンポーネントの IDTSComponentMetaData100 を初期化、またはリセットします。 | |
ReinitializeMetaData | Validate メソッド中にコンポーネントで識別された IDTSComponentMetaData100 オブジェクトの問題を、コンポーネントが修復できるようにするために呼び出されます。 | |
ReleaseConnections | AcquireConnections 中にコンポーネントによって確立された接続を解放します。 | |
SetComponentProperty | コンポーネントの IDTSCustomProperty100 に値を割り当てます。 | |
SetExternalMetadataColumnDataTypeProperties | 指定した外部メタデータ列のデータ型プロパティを設定します。 | |
SetExternalMetadataColumnProperty | 外部メタデータ列の個別のプロパティを設定します。 | |
SetInputColumnProperty | IDTSInputColumn100 オブジェクトの IDTSCustomProperty100 に値を割り当てます。 | |
SetInputProperty | コンポーネントの IDTSInput100 オブジェクトの IDTSCustomProperty100 に値を割り当てます。 | |
SetOutputColumnDataTypeProperties | IDTSOutputColumn100 オブジェクトのデータ型プロパティを設定します。 | |
SetOutputColumnProperty | IDTSOutputColumn100 オブジェクトの IDTSCustomProperty100 に値を割り当てます。 | |
SetOutputProperty | コンポーネントの IDTSOutput100 オブジェクトの IDTSCustomProperty100 を設定するには、このメソッドを呼び出します。 | |
SetUsageType | コンポーネントの IDTSInputColumnCollection100 に IDTSInputColumn100 オブジェクトを作成し、列の UsageType プロパティを設定します。 | |
ToString | (Object から継承されています。) | |
Validate | コンポーネントが正しく構成され、実行できる状態であることを確認します。 |
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説明
CManagedComponentWrapperClass は、データ フロー コンポーネントのデザイン時インスタンスを表し、データ フロー タスクのコンポーネントをプログラムによって変更するときに使用されるオブジェクトです。このクラスのメソッドは IDTSDesigntimeComponent100 インターフェイスによって定義され、プロパティとコレクション コンポーネントを変更するために使用されます。コンポーネントの IDTSComponentMetaData100 インターフェイスの Instantiate メソッドが呼び出されると、CManagedComponentWrapper インターフェイスが返されます。このインターフェイスは、CManagedComponentWrapperClass のインスタンスにキャストできますが、その利点は何もありません。したがって、通常このクラスは使用されません。
使用例
次のコード例では、データ フロー タスクにコンポーネントを追加し、Instantiate メソッドを呼び出して CManagedComponentWrapper インターフェイスのインスタンスを取得しています。
Package p = new Package();
MainPipe mp = ((TaskHost)p.Executables.Add("SSIS.Pipeline.2")).InnerObject as MainPipe;
IDTSComponentMetaData100 md = mp.ComponentMetaDataCollection.New();
md.ComponentClassID = "DTSAdapter.OleDbSource";
CManagedComponentWrapper wrp = md.Instantiate();
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。