データベース エンジン チューニング アドバイザの起動
データベース エンジン チューニング アドバイザーのグラフィカル インターフェイス (GUI) は、さまざまなシナリオでのデータベース チューニングに対応するために、いくつかの異なる方法で起動することができます。データベース エンジン チューニング アドバイザーを起動する方法としては、[スタート] メニューからの操作、SQL Server Management Studio の [ツール] メニューからの操作、SQL Server Management Studio のクエリ エディターからの操作、SQL Server Profiler の [ツール] メニューからの操作があります。
データベース エンジン チューニング アドバイザーを初めて起動すると、[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで接続先の SQL Server インスタンスを指定できます。最初の使用時には、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーであるユーザーが、データベース エンジン チューニング アドバイザーを起動して初期化する必要があります。初期化が済んだら、db_owner 固定データベース ロールのメンバーであるユーザーがデータベース エンジン チューニング アドバイザーを使用して、自分の所有するデータベースのチューニングを行えます。データベース エンジン チューニング アドバイザーを初期化するための詳細については、「データベース エンジン チューニング アドバイザの初期化」を参照してください。
注 |
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SQL Server をシングル ユーザー モードで実行している場合は、データベース エンジン チューニング アドバイザーを起動しないでください。サーバーをシングル ユーザー モードで実行しているときにデータベース エンジン チューニング アドバイザーを起動しようとしても、エラーが返されて、データベース エンジン チューニング アドバイザーは起動しません。シングル ユーザー モードの詳細については、「シングル ユーザー モードでの SQL Server の起動」を参照してください。 |
Windows の [スタート] メニューからデータベース エンジン チューニング アドバイザーを起動するには
- [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server]、[パフォーマンス ツール] の順にポイントして、[データベース エンジン チューニング アドバイザー] をクリックします。
SQL Server Management Studio からデータベース エンジン チューニング アドバイザーを起動するには
- SQL Server Management Studio の [ツール] メニューの [データベース エンジン チューニング アドバイザー] をクリックします。
SQL Server Management Studio のクエリ エディターからデータベース エンジン チューニング アドバイザーを起動するには
SQL Server Management Studio で Transact-SQL スクリプト ファイルを開きます。「SQL Server Management Studio でのスクリプトやファイルの編集」を参照してください。
Transact-SQL スクリプト内のクエリを選択するか、スクリプト全体を選択します。選択範囲を右クリックし、[データベース エンジン チューニング アドバイザーでのクエリの分析] をクリックします。データベース エンジン チューニング アドバイザー GUI が表示され、そのスクリプトが XML ファイル ワークロードとしてインポートされます。セッション名とチューニング オプションを指定して、選択した Transact-SQL クエリを自分のワークロードとしてチューニングできます。
SQL Server Profiler からデータベース エンジン チューニング アドバイザーを起動するには
- SQL Server Profiler の [ツール] メニューの [データベース エンジン チューニング アドバイザー] をクリックします。