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レッスン 1: サンプル サブスクライバー データベースの作成

データ ドリブン サブスクリプションを定義するには、その前に、サブスクリプション データを提供するデータ ソースを用意する必要があります。ここでは、このチュートリアル用のサブスクリプション データを格納する簡単なデータベースを作成します。後でサブスクリプションを処理する際、このデータがレポート サーバーにより取得され、レポート出力、配信オプション、およびレポート表示形式のカスタマイズに使用されます。

データの格納には、SQL Server 2000 以降のデータベースを使用できます。このレッスンでは、Management Studio を使用して SQL Server 2008 データベースを作成することを前提としています。

サンプル サブスクライバー データベースを作成するには

  1. Management Studio を起動し、データベース エンジンへの接続を開きます。

  2. [データベース] を右クリックして [新しいデータベース] をクリックします。

  3. [新しいデータベース] ダイアログ ボックスの [データベース名] に「Subscribers」と入力します。[OK] をクリックします。

  4. ツール バーの [新しいクエリ] ボタンをクリックします。

  5. 次の Transact-SQL ステートメントを空のクエリにコピーします。

    Use Subscribers
    CREATE TABLE [dbo].[UserInfo] (
        [SubscriptionID] [int] NOT NULL PRIMARY KEY ,
        [EmployeeID] [int] ,
        [LastName] [nvarchar] (50) NOT NULL ,
        [FileType] [bit],
        [Format] [nvarchar] (20) NOT NULL ,
    ) ON [PRIMARY]
    GO
    
    INSERT INTO [dbo].[UserInfo] (SubscriptionID, EmployeeID, LastName, FileType, Format) VALUES ('1', '289', 'Valdez', '1', 'IMAGE')
    INSERT INTO [dbo].[UserInfo] (SubscriptionID, EmployeeID, LastName, FileType, Format) VALUES ('2', '284', 'Alberts', '1', 'MHTML')
    INSERT INTO [dbo].[UserInfo] (SubscriptionID, EmployeeID, LastName, FileType, Format) VALUES ('3', '275', 'Blythe', '1', 'PDF')
    GO
    
  6. [! 実行] をクリックします。

  7. SELECT ステートメントを使用して、3 行のデータがあることを確認します。例 : select * from UserInfo

次の手順

以上の操作で、レポートを配信し、各サブスクライバーごとにレポート出力を変えるサブスクリプション データを作成できました。次に、サブスクライバーに配信するレポートのデータ ソース プロパティを更新します。データ ソース プロパティを更新する目的は、データ ドリブン サブスクリプション配信用のレポートを準備することです。「レッスン 2 : レポート データ ソースのプロパティの変更」を参照してください。