スクリプトのデバッグ
記述したスクリプトは、スクリプト タスクが MicrosoftVisual Studio Tools for Applications (VSTA) で使用します。
VSTA では、ブレークポイントを設定してスクリプト化します。ブレークポイントは VSTA で管理できますが、SSIS デザイナーで用意されている [ブレークポイントの設定] ダイアログ ボックスを使用しても管理できます。詳細については、「制御フローのデバッグ」を参照してください。
注 |
---|
デバッグ中、スクリプト タスクではブレークポイントを使用できますが、スクリプト コンポーネントではブレークポイントを使用できません。スクリプト コンポーネントをデバッグする方法の推奨事項については、「スクリプト コンポーネントのコーディングおよびデバッグ」を参照してください。 |
注 |
---|
複数のスクリプト タスクを含むパッケージをデバッグする場合、デバッガーは 1 つのスクリプト タスクにあるブレークポイントのみにヒットし、他のスクリプト タスクにあるブレークポイントを無視します。スクリプト タスクが Foreach ループ コンテナーまたは For ループ コンテナーの一部である場合、デバッガーは、ループの最初の繰り返し後にスクリプト タスクにあるブレークポイントを無視します。 |
[ブレークポイントの設定] ダイアログ ボックスには、スクリプト ブレークポイントが含まれています。スクリプト ブレークポイントは、ブレークポイントの一覧の一番下に表示され、ブレークポイントが設定されている行番号と関数の名前を表示します。スクリプト ブレークポイントは、[ブレークポイントの設定] ダイアログ ボックスで削除できます。
実行時に、スクリプト タスクのコード行に設定されたブレークポイントは、パッケージ、またはパッケージ内のタスクやコンテナーに設定されたブレークポイントと統合されます。デバッガーは、スクリプト内のブレークポイントから、パッケージ、タスク、またはコンテナーに設定されたブレークポイントまで実行できます。また、その逆の実行も可能です。たとえば、OnPreExecute イベントまたは OnPostExecute イベントを受け取ったときに発生するブレークの条件で、設定されたブレークポイントがパッケージにあり、スクリプト行にブレークポイントが設定されたスクリプト タスクがあるとします。この場合、パッケージは OnPreExecute イベントに関連付けられたブレークの条件で実行を中断し、スクリプト内のブレークポイントまで実行して、最終的に OnPostExecute イベントに関連付けられたブレークの条件まで実行できます。
ただし、パッケージ実行タスクによって呼び出される子パッケージの一部としてタスクが実行されている場合は、スクリプト タスクをデバッグできません。このような場合は、子パッケージのスクリプト タスク内で設定したブレークポイントは無視されます。
Visual Studio for Applications でブレークポイントを設定するには
|