^ (ビット演算排他的 OR) (SSIS 式)
2 つの整数値の排他的 OR 演算をビット単位で実行します。最初のオペランドの各ビットを 2 番目のオペランドの対応するビットと比較します。一方のビットが 0 でもう一方のビットが 1 の場合、対応する結果ビットは 1 に設定されます。両方のビットが 0、また両方のビットが 1 の場合、対応する結果ビットは 0 に設定されます。
どちらの条件も符号付き整数データ型か、または、どちらの条件も符号なし整数データ型である必要があります。
構文
integer_expression1 ^ integer_expression2
引数
- integer_expression1, integer_expression2
符号付きまたは符号なし整数データ型の任意の有効な式です。詳細については、「Integration Services のデータ型」を参照してください。
説明
条件のいずれかが NULL の場合、式の結果は NULL になります。
例
この例では、変数 NumberA と NumberB 間の排他的 OR 演算をビット単位で実行します。NumberA には 3 (00000011) が、NumberB には 7 (00000111) が含まれます。
@NumberA ^ @NumberB
式は 4 (00000100) に評価されます。
00000011
00000111
-----------
00000100
この例では、ReorderPoint 列と SafetyStockLevel 列の間の排他的 OR 演算をビット単位で実行します。
ReorderPoint ^ SafetyStockLevel
ReorderPoint が 10 で SafetyStockLevel が 8 の場合、式は 2 (00000010) に評価されます。
00001010
00001000
-----------
00000010
この例では、2 つの整数間の排他的 OR 演算をビット単位で実行します。
3 ^ 5
式は 6 (00000110) に評価されます。
00000011
00000101
-----------
00000110