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Reporting Services 設計者向けの情報

設計者が Reporting Services を評価するときは、使用するツールや、実装する配置モードとトポロジについて、また、既製の機能をカスタム コンポーネントで補ったり置き換えたりする必要性について、提言を行う必要があります。通常、設計者が製品を評価する場合は一連の要件が事前に定義されているため、評価作業では次のすべてまたは一部に重点が置かれます。

  • Reporting Services でサポートされているレポート レイアウト機能、表示形式、およびデータ ソースを評価して、ユーザーが必要とする種類のレポートを作成できるかどうかを判断します。

  • レポートのアクセス機能と配信機能を評価して、既存のセキュリティ インフラストラクチャでレポートをセキュリティ保護しながら、適切なときに適切な形式のレポートをユーザーに配信できるかどうかを判断します。

  • レポートのアーカイブ方法とレポート処理の監査方法を評価します。

  • スケーラビリティ、可用性、他のサーバー テクノロジとの統合、およびパブリック HTTP 接続経由のサーバー アクセスに関する要件を満たすサーバーの配置構成を評価します。

  • Reporting Services に用意されている既製のツールと機能ですべての要件を満たすことができるか、それともカスタマイズを検討する必要があるかを判断します。Reporting Services には豊富な機能が既定で含まれているうえ、サーバーとレポートの機能をカスタマイズ、統合、および拡張するための機能も充実しています。プログラムで使用できるインターフェイスとコントロールの範囲を考慮して、既定の機能を使用するのかカスタム機能を構築するのかを早期に決定することをお勧めします。

次のトピックには、評価プロセスの参考となる情報やリンクが含まれており、組織にとって最適な Reporting Services の使用方法をすばやく判断する場合に役立ちます。

製品の概念と機能

レポートおよびデータ

配置に関する考慮事項

ツール

Reporting Services のカスタマイズと拡張