[サーバーのプロパティ] ([詳細設定] ページ) - Reporting Services
このページを使用して、レポート サーバーのシステム プロパティを設定します。システム プロパティを設定する方法はいくつかあります。このツールにはグラフィカル ユーザー インターフェイスが用意されているので、コードを記述しなくてもプロパティを設定できます。
このページを開くには、SQL Server Management Studio を起動してレポート サーバー インスタンスに接続し、レポート サーバー名を右クリックして [プロパティ] をクリックします。[詳細設定] をクリックするとこのページが開きます。
オプション
EnableMyReports
個人用レポート機能が有効になっているかどうかを指定します。値 true は、機能が有効になっていることを示します。MyReportsRole
ユーザーの個人用レポート フォルダーに対してセキュリティ ポリシーを作成する際に使用するロールの名前。既定値は My Reports Role です。EnableClientPrinting
レポート サーバーからのダウンロードに RSClientPrint ActiveX コントロールが使用可能かどうかを指定します。有効値は true および false です。既定値は true です。このコントロールに必要な追加の設定の詳細については、「Reporting Services のクライアント側印刷機能の有効化と無効化」を参照してください。EnableExecutionLogging
レポート実行のログ記録が有効になっているかどうかを指定します。既定値は true です。レポート サーバー実行ログの詳細については、「レポート サーバー実行ログと ExecutionLog3 ビュー」を参照してください。ExecutionLogDaysKept
レポート実行情報を実行ログに保持する日数。このプロパティの有効値は 0 ~ 2、147、483、647 です。値が 0 の場合、エントリは実行ログ テーブルから削除されません。既定値は 60 です。SessionTimeout
セッションがアクティブな状態になっている期間 (秒単位)。既定値は 600 です。SharePointIntegratedMode
これは、サーバー モードを示す読み取り専用プロパティです。この値が False の場合、レポート サーバーはネイティブ モードで実行されます。モードの詳細については、「配置モードの計画」を参照してください。SiteName
レポート マネージャーのページ タイトルに表示されるレポート サーバー サイトの名前。既定値は SQL Server Reporting Services です。このプロパティには空の文字列を指定できます。最大長は 8,000 文字です。StoredParametersLifetime
保存したパラメーターを保持できる最大日数を指定します。有効値は -1、+1 ~ 2,147,483,647 です。既定値は 180 日です。StoredParametersThreshold
レポート サーバーが保存できるパラメーター値の最大数を指定します。有効値は -1、+1 ~ 2,147,483,647 です。既定値は 1500 です。UseSessionCookies
レポート サーバーがクライアント ブラウザーとの通信時にセッションクッキーを使用する必要があるかどうかを指定します。既定値は true です。ExternalImagesTimeout
この時間以内に外部画像ファイルを取得しないと接続がタイムアウトになる時間の長さを指定します。既定値は 600 秒です。SnapshotCompression
スナップショットの圧縮方法を定義します。既定値は SQL です。有効な値は次のとおりです。SQL = スナップショットは、レポート サーバー データベースへの格納時に圧縮されます。これは現在の動作です。
None = スナップショットは圧縮されません。
All = すべてのストレージ オプションのスナップショットが圧縮されます。このオプションには、レポート サーバー データベースやファイル システムが含まれます。
SystemReportTimeout
レポート サーバー名前空間で管理されているすべてのレポートの既定のレポート処理タイムアウト値 (秒単位)。この値はレポート レベルで上書きできます。このプロパティを設定すると、レポート サーバーは指定された時間が経過した後、レポートの処理を停止しようとします。有効値は -1 ~ 2、147、483、647 です。値に -1 を設定すると、名前空間内のレポートが処理中にタイムアウトしません。既定値は 1800 です。SystemSnapshotLimit
レポートに格納されるスナップショットの最大数。有効値は -1 ~ 2、147、483、647 です。値が -1 の場合、スナップショット数に制限はありません。EnableIntegratedSecurity
Windows 統合セキュリティをレポート データ ソース接続でサポートするかどうかを決定します。既定値は True です。有効な値は次のとおりです。True = Windows 統合セキュリティが有効になります。
False = Windows 統合セキュリティは無効になります。Windows 統合セキュリティを使用するように構成されているレポート データ ソースは実行されません。
このプロパティを設定する理由の詳細については、「統合セキュリティと高度な権限」を参照してください。
EnableLoadReportDefinition
ユーザーがレポート ビルダーのレポートからアドホック レポートを実行できるかどうかを指定するには、このオプションを選択します。このオプションの設定によって、レポート サーバー上の EnableLoadReportDefinition プロパティの値が決まります。このオプションをオフにするとプロパティが False に設定され、データ ソースとしてレポート モデルを使用するレポートのクリックスルー レポートは生成されません。LoadReportDefinition メソッドの呼び出しはすべてブロックされます。
この機能を無効にすることで、悪意のあるユーザーによる LoadReportDefinition 要求でレポート サーバーが過負荷になるサービス拒否攻撃の脅威を軽減することができます。
EnableRemoteErrors
リモート コンピューターからレポートを要求するユーザーに対して返されるエラー メッセージ付きの外部エラー情報 (レポート データ ソースに関するエラー情報など) を含みます。有効値は true および false です。既定値は false です。詳細については、「リモート エラーを有効にする方法 (Reporting Services 構成)」を参照してください。EnableReportDesignClientDownload
レポート ビルダーのインストール パッケージをレポート サーバーからダウンロードできるかどうかを指定します。この設定をオフにすると、レポート ビルダーの URL が機能しません。詳細については、「レポート ビルダーへのアクセスを構成する方法」を参照してください。EditSessionCacheLimit
レポート編集セッションでアクティブにできるデータ キャッシュ エントリの数を指定します。既定の数は 5 です。EditSessionTimeout
レポート編集セッションがタイムアウトするまでの秒数を指定します。既定値は 7200 秒 (2 時間) です。EnableTestConnectionDetailedErrors
ユーザーがレポート サーバーを使用してデータ ソース接続をテストする際に、クライアント コンピューターに詳細なエラー メッセージが送信されるようにするかどうかを指定します。既定値は true です。このオプションを false に設定した場合は、一般的なエラー メッセージだけが送信されます。